結局、こういうネタがスキなのね。「死ぬ前に見たい映画100」


米Yahoo!の「死ぬ前に見たい映画100」 (愛すべき映画たち)

 この手のはAFIAmerican Film Institute アメリカ映画協会)がずっとやってますな。NHK-BSでよく放映されてる。ただ、「eiga.com曰く映画ファンを自認するなら当然見ておくべき名作」だそうで、AFIより強気だなと。
 で、micchiiさん、私は『グリーン・ディスティニー』入ってて嬉しかったすよ。何せ周潤發に様つける女ですし、今はもうあの亀のこと忘れさしてくれそうな話なら何でも、って最近、エントリでコメントする癖ついてねえかとか、後、これもコメントに書いたけど、ビリー・ワイルダー複数ランクインはめでたい、ってそれももういいっての(爆)。

 んで、書きたかったのは、そのことじゃなくて、前に、AFIが映画主題歌ベスト100(予想に違わずover the rainbowが1位であった。一度でいいからひねろうよ)やったとき、番組の最後で、AFIのシトだか総合司会の女優さんだったかが言ったことなんだよね。




 
アレも入ってないコレも入ってない、何考えてこんなもん入れたんだ、バカヤロって、そう思ってるでしょ?
 ええ、そういうのがんがん思ってください。怒ってちょうだい。そんで、そのことで友達に電話してみてください、メールしてください、HPやブログに上げて、板に書いてください、職場で同僚と議論してください。
 私らが何でこういうことやるかって言えば、そうしてほしいからなのよ。
 そうして、一人でも多くの人に映画のこと話してもらいたい、一人でも多くの人と映画のことを話し合ってもらいたい。これをネタに、映画の話題で楽しんでくれたら嬉しいんです。
 そして、また映画が観たくなって、わくわくして映画館に行ってください。
 そのために、こんな企画やってるんだから、わたしら。
 
 記憶で書いてるんで、かなりいい加減なとこあるけど、大意はこんな感じな。
 例によって私は、単純に感動しましたですわ。ステキだなと思ったですよ。
 権威づけだのなんだのじゃないんだね。なんだ、私らと一緒なんだね。あったりまえだけど、AFIの人もホントに映画スキなんだね、ってういう感じ。

 なんていうのかね。なんのかんの言って、アカデミー賞はたかだかアメリカの国内賞にすぎない。けど、それでも、極東の島国のおばちゃんたるわたくしにだって、毎年楽しみなお祭りなんだよ。
 それは、いかにショーアップされていても、あの催しの奥に、こういうスピリッツがちゃんとあるからだよね。愛ってやつですわ。そう言えば、今年のアカデミー賞の演出は結構よくて、主演女優賞発表のとき、アン・ハサウェイが紹介されただけで泣いてたけど、それってステージから、「あの」シャーリー・マクレーンが名指して褒めてくれたからなんだよなあ。わかるよなあ、あのS・マクレーンにリスペクトするって言われたんだもんなあ、さぞ嬉しいだろって、見てるこっちもうるうるしたぜ。
 どんだけ宣伝しても、哀しいかな、日本アカデミー賞からは、それが伝わらないんだよ。

 映画や音楽関係のベストなんとかは何度かここのエントリでも取り上げたし、他のブログでも見るけど、やっぱあれって楽しいよね。他の人と一緒に怒ったり納得したりするの、すげえおもしろいもんな。同じもの好きで勘所弁えた人たちと議論するのって、浮き浮きするんだよ。飽きないのな。
 勿論、それって興味の無い人にとってはうざいだけだろうけどね。そりゃ弁えとかなきゃいけないんだけどさ。

 いや、ホント今回はそれだけの話で。以下は余談ですが、 

 しかし、確かに、michiiさんが仰有るように、
>アメリカ人にとってウォン・カーウァイは『恋する惑星』ではなく『花様年華』なんでしょうか。
 ってのは私も疑問。『恋する惑星』を大騒ぎで紹介したのはタランティーノだけど、奴が『花様年華』観たら寝るんじゃないのか。私は……いや、まあ、あのアメリカ人がねえ。
 実際、王家衛くらい、私の中の評価がジェットコースターだった監督も珍しい 『恋する惑星』が初見でいきなり赤丸急上昇トップランク入り、その後、後追いで『欲望の翼』見て上位安定に入ったも束の間、『楽園の疵』で寝ちゃって圏外すれすれに下がり、『天使の涙』ではそれをキープ、『ブエノスアイレス』で再び上位に復帰、しかし、この『花様年華』では……いや、偉仔はよかった。再復活を期待した『2046』は……いや、偉仔出てたねえということで、今じゃ『マイ・ブルーベリ・ナイツ』って何それ?(爆)。

 そういう点で、AFIより突っ込み甲斐もありそうで、よりネタ向きのベスト100かもしれない。けど、何度数え直しても、観た映画のカウントを途中で見失ってしまうのは、かなりやばいぞ、わたくし。これじゃ少しは映画ファンを自認してもええのんかあかんのんか、死ぬ前に何を済ませておけばええんか、わからんやないか。えい、打ち出してチェックマーク入れて数えたろか(爆)。
 
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by acoyo | 2009-04-03 03:03 | 映画・ドラマ | Trackback | Comments(13)
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Commented by samurai-kyousuke at 2009-04-03 10:21
「アフリカの女王」と「M★A★S★H」が入ってるのは非常に嬉しいです。(笑)
しかしながらデュークのが「捜索者」だけっちゅうが、ちょっと・・・。「リオ・ブラボー」入れてちょうだい。
Commented by micchii at 2009-04-03 13:29 x
TB&記事内リンクありがとうございました。
AFIのはいつもネットで観ているので、そんなにいい話があったとは知りませんでした。大意でも十分うるっときましたよ・・・。
アカデミー賞の演出もよかったですよね、ソフィア姐さんは怖かったですが(笑)

さて、ここからが本題ですが、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』、昨年のマイベスト10で2位なんですが(爆)(ちなみに1位はぶっちぎりで『スカイ・クロラ』)
“言葉が英語なこと”“舞台がアメリカなこと”“撮影がクリストファー・ドイルではないこと”という3つの不安を見事に吹き飛ばしてくれました。否定派の王家衛ファンもいるみたいですが・・・。
個人的には、“愛しすぎたが故に心通わなくなった男が妻を想い酒浸る”バックにOtis Reddingの「Try A Little Tenderness」が流れた時点で、もうどうにでもしてくれと(笑)
Commented by micchii at 2009-04-03 13:30 x
続きです。

王家衛、語りだしたら一晩中でも語るのでそろそろ自制しないといけませんが、一言これだけは言わせて下さい。
『楽園の瑕』はむちゃくちゃ好きです。1本選べと言われたら『恋する惑星』ですが、負けず劣らず愛しています。
これまた語りだしたら長いですが、一言で言えば、あの映画の中に流れる“空気”がたまらなく好きです。
「Don't Think. Feel!」な映画としては、最高峰の1本だと思っています。

最後に、全然関係ありませんが、Oasis行きました?自分は行けませんでした(涙)
Commented by まにゃーな at 2009-04-03 13:32 x
なるほど。個人的には、このテのは「皆が納得するような当たり障りのないもの」ってことなんだろうと思ってましたが、実はそのウラにはもっと深い愛があったんですね。

勘所弁えたヒトじゃないけれども、↑これに乗っかってみると、アメリカ喜劇映画ベスト100の93位に「ファーゴ」をみつけて、あれが喜劇だった事を初めて知りました(笑)
あと、ヒーローと悪役の悪役18位のサメって…。
Commented by acoyo at 2009-04-03 14:52 x
★samuraiさん
「リオ・ブラボー」は同時にハワード・ホークス・ポイントにもなりますんで、私としてもとてもよしろしいかと。ううん、アレに退いてもらえばおっけーだ。でも、この際、J・ヒューストンにももう1点欲しいし、ケイトにもどう……って結局こうなるんですよね(爆)。しかし、監督・俳優でポイントまかなえるって点で、ほんと「アフリカの女王」ってコスパの高い映画。
Commented by acoyo at 2009-04-03 15:07 x
★micchiiさん
あ、わざわざお越しいただいてすいません。
そうアカデミーよかったですよね。つか、シャーリー・マクレーンって誰よそれ、何あれ、仰々しいというブログを読み、怒りました(スルーしましたがw)。ソフィアさんは……「プレタポルテ」では幾つだあんたの奇跡のばあちゃんだったんですけどねえ。
そいで……ごめんなさいっ! あのー、そのー王家衛……ホント、大ありか寝るかのどっちかなんですよぉ。そのメカニズムは自分でもわかんない。確かに「楽園の疵」がうざいなら「欲望の翼」だってそうな筈なんですけどねえ。……音楽かなあ? 本当に美しい映像で空気感もあるんだけど、なんでだ。怒るのもこの手の話の醍醐味つうことで、ダメ?(汗)
オアシスは……私も行けませでした。体調がこうなんでインテックスでスタンディングなんてどう考えても(涙)。悔しいからエントリがスタンバイ中です。フジロックも、多分無理です。ううう。(ところでリアムはデザイナーさんだそうですが、プロモ映像見て、「おいおい、その肩怒らせてがに股でのしのし歩いてデザイナーだぞは止せ」)
Commented by acoyo at 2009-04-03 15:13 x
★まにゃーなさん
ええ、私も「御無難一途」だと思ってたんで、カンドーしたです。志高いじゃねえかと。
勘所はいつも弁えたあなたなんで謙遜なさらんで結構ですが(藁)、うん、「ファーゴ」って私も大好きな映画なんですが、あれは悲喜劇というか、敢えていうなら「痛みに満ちた喜劇」ってやつじゃないかと思います。
18位の鮫くんは大健闘ですよ(藁)。スピルバーグをあれだけエラくさせてやったという点で、いかなる主演男優より彼には貢献してると思います。
Commented by tonbori-dr at 2009-04-03 22:10
ええ話やなあ~。
ってそういう風に言われるとランキンを自分では付けない派のおいらでもなるほど納得します(笑)
確かにそういうことからきっかけで語るってのもあるし。
そういう意味では確かに日本アカデミーはそういうワクワク感が少なすぎるッス。いや殆ど無いと言っちゃってもいいですね。
Commented by micchii at 2009-04-04 12:31 x
謝るなんてとんでもないです。
みんながみんな同じ映画が好きなんて、そんなつまらないことはないですし。
自分の周りにも、『恋する惑星』は10点だけど『楽園の瑕』は1点という王家衛ファンはいます。
自分も彼の映画が全部好きというわけでもないですし(『2046』は特にひどい)。
Commented by kiyotayoki at 2009-04-04 17:34
確かにこの手のランキング、ついつい目を通してしまいますね。
しかし、「死ぬ前に見たい映画100」を選べっていわれたら悩むだろうなぁ。
だって、死ぬ前って、死ぬ直前なのかな。だけど、死ぬ直前だと意識が朦朧としていてちゃんと見られないかもしれないし。
自殺とか死ぬ準備をしてから見る映画だと、かなり違うチョイスをしてしまいそうだし(^^;。
自分が死ぬことを知らずに見ちゃう映画だと、それがとんでもない映画で死んでも死にきれなくなっちゃうことだってあるだろうし・・・。
ああ、どうしょう。
Commented by belltone at 2009-04-05 09:27
好きな映画は何か、と問われるといつも困ります。映画は好きだと思っているんですが、何故かタイトル、監督などを覚えないのです。(そりゃそこまで好きじゃないんだろう、とも思いますが)
そんな僕ですが「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は覚えています。内容はブルーベリーナイツ(笑)的な内容だったと思うのですが、ノラ・ジョーンズが主演だったからです。確かテーマ・ソングもノラ・ジョーンズだったような。相手役はジュード・ロウだったような気がしますが定かではありません。
Commented by acoyo at 2009-04-05 21:07
★tonboriさん
私は「この何本」は選ぶけど、順位つけないってことにしてます。要するに、「プレイリスト」作るのが好きなタイプなんですね(爆)。
>いや殆ど無いと言っちゃってもいいですね。
昔、ナンシー関が、あれは「森重久弥のお達者度を確認するためのもの」と言ってきて、そうかもと。

★michiiさん
いえいえ、え? わざわざ引用して喧嘩売った、私? って感じで(藁)。
王家衛って確かに、ファンの間でさえ、一作一作評価が違うし、しかも、その傾向にかなりなばらつきがあるんですよね。 それが何でなのかすごく気になり出しちゃった。で、心を入れ替え、観るだけ観てみようじゃないかと、昨日WOWOWでやってたブルーベリーちゃん、録りました(藁)。
Commented by acoyo at 2009-04-05 21:07
★kiyotayokiさん
死ぬ前にをどう解釈するかで(藁)。確かに、その意味でなら、仰有られる通りですね。死のうかって時に映画なんか見てられっかよという。『お葬式』見て死ぬってのもなあとか(爆)。

★belltoneさん
>何故かタイトル、監督などを覚えないのです。
これって↓で書いた記憶の錯誤問題と絡むと思うので、覚えてたら記事に上げます。覚えてたら(爆)。
ノラ・ジョーンズは確かだと思いますが、あの「安い美貌がぐーだった」ジュード・ロウかどうかは、私も記憶が……。昔は観てない映画でも無駄に情報入れてましたが、今や完全スルーになりつつあります(汗)。