離れて見る戦争ほど美しいものはない GUNDAM ON SUNDAY#13
ZAKUⅡ MS-06 MS-06S
キット;バンダイGジェネFシリーズ 製作;同居人 撮影・画像処理;わたくし
HPの方で壁紙作ったコンビです。なんかこの二機は気に入ってるんで、これからも作ってしまうかもしれません。
この画像の大きなもの(800×640)が、メインサイトのso whatに上げてあります。よろしければ、どうぞお立ち寄りくださいませ。 top→gallery→サイド3の物置(WALLPAPER)
んで、
ある会話。
「……あ、今、ムサイ墜ちよった」
「墜ちましたなあ、少佐」
「なあなあ、今思うたけど、戦争いうんはごっつきれいなもんやなあ」
「そうですなあ……こんな離れたとっからのんびり見たことあれへんでしたもんなあ。うわー、きれえやー、ボールが仕掛け花火みたいに順番に吹っ飛んでってはるぅ、あれにも人乗ってんはんねんわ、連邦もきっついこと……って、少佐、そろそろ自分らも行かないかんのちがいますのん?」
「何で?」
(間)
「……何でて、少佐、自分らジオンの軍人ですやん。うち押されてますねんで」
「ほなって、行ったら、死ぬかもしれへんやん」
「……そりゃそうかもしれんけど、戦争ってそういうもんちゃいますのん?!」
「ほな、お前、一人で行けや。俺はここにおるしするし」
「少佐、あんた、ルウム戦役の英雄でっしゃろが!」
「それがどうしてん。赤い彗星赤い彗星言われたかて何の得があってん、五隻戦艦沈めてそれで腹膨れたかい。俺かて我が身がかわいいわ。大体、こんな戦場、アニメの設定にあったか? 俺は知らへんで。ほんで、俺はな、画面に映らんところではもう金輪際仕事せえへん、そう決めてん」
「シャア! あんたほどのおひとがなんとまあ了見の狭いっ!」
(間)
「……呼び捨てかい」
「……ごめんなさい」
「お前も言うようになったもんやな。……ま、ええわ。せやけど、お前、その考え方な、あかん思うわ。青い、いうか、ま、言わせてもらえば、甘いで。ええか、二手三手先読まないかんのが戦争や。そんなやったら、お前、長生きできへんで。なあ、もっと自分を大事にしようや」
「せやって……せやて、戦争て長生きしよとか自分を大事にしよとか思うてするもんちゃいますやんか! 軍人は……軍人いうんは……ジオンは……ジオンの魂は……!」
「ああもう、軍人のジオンのてほんま、うるさいっ! そうゆうことはな、ドズルんとっかアナベル・ガトーんとこでもいて言うてこい! めちゃ喜ばはるわ、あいつらアホやからな」
「……せやって、せやって……そんなんあかんのに。そんなやったらあかんのに」
「うるさい、言うとるやろ。やのに、ちいちゃい声でこちゃこちゃこちゃこちゃ、まだ言うかあっ?!」
(と、通常の三倍の速さでザクの後ろに回り)
「せやし、お前だけ行けや。そう最初から言うてるやん。俺はここで見てるし」
(蹴り飛ばす、慣性の法則で前にすっ飛んでいくザク)
「うわああぁっ! しょ、少佐ぁーっ! んな、殺生やぁっ!」
「ほなっ! 気ぃつけてぇっ!」
(間)
……ちゅどーん!!
「ちい! しかし、曹長、貴様の死は無駄死にではないぞ。……ちゅうことでえ、義理も立ったし……シャア・アズナブル、撤退する!」
そんな少佐が好きですけどね、無駄死にではないぞ・・・って、ええい(笑)
書いてるときは、「こてこての吉本ギャグを意図的にやってるダウンタウン」が頭に浮かんでました(藁)。木村進……懐かしい(遠い目)。
「ほなっ、さいならっ」は花紀京がやった方が様になりそうですね。
★tonbori-drさん
なにわの遺伝子は実は四分の一なんですよー、血筋的にはクォーター(藁)。でも、褒めてもらってうれしいなっと。
★rabbitfootmhさん
シャアが馴染むのではなく、私が自分のフィールドに引っ張り込んだのかも。しかし竜じい(藁)、あなたもコアな方。
★belltoneさん
身勝手の屁理屈を思想とか志と称するのが、冨野のやり口(藁)。いや、単にこの二機をこう並べたら、勝手に物語が浮かんでしまって(藁)。