Oscar goes to……

祝 クリント・イーストウッド 監督賞受賞!

米アカデミー賞、「ミリオンダラー・ベイビー」が作品賞など4冠 (ロイター)

web tonbori堂さんの記事→第77回アカデミー賞は「許されざる者」の元へ
 クリス・ロックの絶妙の喋りが同時通訳で殺されてゆくのを歯噛みしつつも、朝からずーっと見ててよかったなあ、と。 ついでに作品賞も取ったけど、あれはみんなのものだしな。監督賞は、監督のものだ。当たり前だけど。 2度目だけど、前回、功労賞の側面強かったもんな。

 最近、見返してみてしみじみ思ったんだ。イーストウッドには、実際、監督第一作目のMelodyから、とんでもない才能の萌芽があったんだよ。だーれも評価してくれなかった間も、この人はいい映画を撮ってたんだよ。

 駄作もまあ、それなりにあるけど、この人はプログラム・ピクチャーと本気の映画のどっちも撮れる。それだけで並の監督じゃないってわかるでしょうが。

 CGと死体袋と馬鹿げた脚本が幅をきかす昨今のハリウッドの中で、ホントに大きく、ホントに隙のない、ホントの意味で重厚な(漬け物石のように単に重たいのではなく)、噛み応えのある映画を撮れる、見終わった後、座席から動けなくなるような映画を撮れる、数少ない監督なんだ。まだまだ撮ってもらわないと、誰をさておき、私が困る!

 私は今、個人的に祭りだわっと。ちびっと泣いてるし。

 いや、スコセッシも大好きなんだけどさ。今回は諸般の事情で取って欲しくなかったの。(本音を言うなら、スコセッシはやっぱもっと渋めのおっさん役者が「本気でやった」主演作で取ってほしいんだわ。すいません
 
 今晩の再放送(字幕版)をもっぺん見た上で、また授賞式小ネタを書きたいと思います。

追記;
イーストウッドはその昔、「センチメンタル・アドヴェンチャー Honkytonk Man」という隠れた名作を撮ってて、それをWOWOWで観た私は、連れのイーストウッド・ファン(+ヒギンス+B級アクション+パブロックのファンでそれを私に教えた女、そいでもってボトムズのファンでもある)に、あの映画のサントラはないのかーっ!と叫んだ。すると、そいつは、「この私が探さなかったと思うのか?!」
……ないのか、あのサントラ。うまいぐあいに今、思い出したぞ、amazonで調べよっと。

なお、受賞者一覧はこちらに上がってます→77回アカデミー賞受賞一覧(ハサウェイの徒然なるままに)

もひとつ→ センチメンタル・アドヴェンチャー
ほんでもって裏アカデミー賞たるラジーについては→こちらは毎年納得のソレ(jaguarmen_99さん)
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by acoyo | 2005-02-28 13:40 | 映画・ドラマ | Trackback(1) | Comments(19)
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Tracked from web-tonbori堂.. at 2005-03-01 01:53
タイトル : 第77回アカデミー賞は「許されざる者」の元へ
Excite エキサイト : 芸能ニュース|米アカデミー賞、「ミリオンダラー・ベイビー」が作品賞など4冠|ロイター クリント・イーストウッドが監督賞を受賞 作品賞も主演女優賞(ヒラリー・スワンク)助演男優賞(モーガン・フリーマン)も受賞した。 「アビエイター」は残念ながらというか予想されたというか5冠に終わった。 イーストウッドのここ最近の充実振りはどうだ?去年の「ミスティックリバー」でもノミネートされ映像作家としても彼の実力は円熟の境地に入ったといってもいいかもしれない。 ...... more
Commented by hasway at 2005-02-28 15:23
TB&記事に取り上げて頂きありがとうございます(^-^)/
イーストウッドの監督としての評価はすごく高いですね。
やっぱり、静と動の使い分け方がうまいからでしょうかね?
それにしても、スコセッシはまた受賞ならずでしたね・・・
Commented by acoyo at 2005-02-28 15:59
ご丁寧にありがとうございます。見てるだけで、何のメモも取ってなかったもので、ああいう風に記事に上げていただくととても助かりました。
スコセッシは残念でしたね。でもまあ、いつかは取るでしょう。
Commented by kingdow at 2005-02-28 16:54
スコセッシまたダメでしたか・・・。そろそろあげないとあかんなと皆が思ってしょうもない作品で受賞ということになりそうな(笑)。いつものパターンですけど。

プリンスがプレゼンターで出てたはずなんですが、TVに映ってたでしょうか?
Commented by manyana at 2005-02-28 18:02
クリント・イーストウッドおめでとう!というより、この記事的には「あこさんオメデトウ!!!」かもです(^^)
本題からそれてしまうんですけど(すんません)、主演女優賞にヒラリー・スワンクですか。私の中ではいまだに「ビバヒルに出ていた女優」というイメージがあるですがね。すっかり賞の常連になってきましたですね。
Commented by acoyo at 2005-02-28 18:19
★kingdowさん
そんな気がします。だもんで、希望をおいがきしてしまいました(藁)。
殿下のは私も知ってたんで、期待してたんですが、トイレ行った隙か、お茶湧かしてた隙にか、見逃したようです。今晩、必ずチェックするぞー! (なんせ、土壇場でもまた親戚から電話があって、急いで用件聞いて切って振り向いたら、「goes to」でイーストウッドが呼ばれてて、際どいどこだったりもしたもんでw)

★manyanaさん
ありがとうございます。二度目じゃないか、無難な選択じゃないか、何がそんなに嬉しいのかと、連れには厭味言われましたが、うるさい(藁)。1回と2回とでは今後の映画に出資してもらえる金が違うのじゃ。
ヒラリー・スワンクは常連になっちゃいましたねー。個人的には好きな顔ですが(藁)、確かにビバヒル上がり。ただ、愛しのイーストウッドが2度目なのに何ですが、あんまり若い俳優さんに気安く2度目やるのもどうかなあと。
Commented by KAZZ at 2005-02-28 18:34 x
今夜ビデオに撮ってあるのを見ようと思いましたが誘惑に負けてしまった。
でも納得の行く結果で良かった良かった。

スコセッシは「レイジング・ブル」で取らせて上げたかったな。
Commented by satsuki at 2005-02-28 22:21 x
番組は観ていないですけれども、個人的には、ケイトが助演女優賞をとったのが、嬉しかったです。
あこさんの本音に同意です。(アハハ)
Commented by satsuki at 2005-02-28 22:23 x
あ、実は、ヒラリーは、ビバリーヒルズ時代からの大ファンなんです・・・・・・・
(ヒソヒソ)
Commented by bukabin at 2005-02-28 22:52 x
ケイトが受賞か何かの挨拶で
キャサリン・ヘプバーンの名前を挙げたとき
なるほどな~~~~って思いました!
ふたりとも同じ匂ひがする♪
アネット・ベニングは,1999年に続いて
またもやヒラリーに持ってかれましたね。なんだか可哀想~。

プリンスさんは写ってましたね.
なんで来てるんだろーって思ってた(笑)

ドレスとかはアカデミー賞って見ごたえあるけれど
作品はサンダンスの受賞作のが好きかなぁ。
Commented by tonbori-dr at 2005-03-01 00:55
やったあーイーストウッド監督ばんざいー(^^)
と浮かれております(笑)
スコセッシ監督には悪いけどうれしいなあ
「許されざる者」以来のモーガンとのコンビだし。
Commented by acoyo at 2005-03-01 01:02
別のことで謀殺されていて、再放送は録画になってしまった。まだ、確かめてないの、くやしー。

★Kazzさん
私は「グッドフェローズ」で取って欲しかったなあ。「エイジ・オヴ・イノセンス」でもよかったかも~♪

★satsukiさん
あ、同じ意見の人が居てくれて嬉しい。ケイト、誰かに似て来たんですよ、誰だっただろう。だから、ヒラリーは好きだってば。

★bukabinさん
キャサリン・ヘップパーンの名前は嬉しかったですね。私はアネット・ベニングにやりたかったです。好きなんですよ、あの人。
ドレスは毎回、楽しいですな。別番組のファッション・チェックの再放送が楽しみ。

★tonbori-drさん
さあ、ともに祝いましょう! イーストウッド、やったぞ! おほほほほ。
Commented by tonbori-dr at 2005-03-01 01:54
こちらもTB打ちました
祝いましょう!いやっほー!
Commented by yaling at 2005-03-01 12:00
そうなんですよ。昨日休みでグータラ寝てて、すっかり忘れてたんですよ。夜のニュースでみて思い出したのが、11時チョイ前ごろ。あ!と思ってWOWOWにチャンネル廻したところで時すでに遅し。「あーちゃんと最初から見たかったよぉ!」それよりもラジー賞を会場に受け取りに行ったハルベリーにちょっと惚れました。イーストウッド作品はホント、クソマジメそうな印象とは裏腹にしっかりと娯楽作なところが、ただの役者上がりが監督してみましたっていうのとは違いますよね。それでも監督としてはイマイチ評価されてなかったような気がするので(だってダーティーハリーのイメージ強すぎたモンね)やっと妥当な評価を受けたということか。「パーフェクトワールド」はストーリーもケビンコスナーも嫌いなんだけど見るとウルウルしちゃうんだな。
Commented by manyana at 2005-03-01 14:17
ヒラリー・スワンクの顔、私も好きです。上品だし、かわいいし。

>あんまり若い俳優さんに気安く2度目やるのもどうかなあと。

全然詳しくない私が言う(書く)のも何ですがね。たぶん↑こゆことも含まれると思うんですが、このテの賞って受賞しやすい人としにくい人がいるんじゃないかな?って。
色々と勘ぐってしまうのです(悪いクセ)。
Commented by るき at 2005-03-01 16:38 x
「ミスティックリバー」のコメンタリーオススメですよ(知ってたらごめんなさい)
ティム・ロビンスとケビン・ベーコンがやってるんですが、クリントの映画撮影の裏話がおもしろいです。
特におもしろかったのは何度も撮り直すという自己満足の演技を役者にやらせないので、かえって緊張感があっていい、撮影が早く終わっていい(ティム・ロビンス談)です。
ふたりとも監督もやってるのでかなり勉強になったようです。
Commented by acoyo at 2005-03-01 17:40
★yalingさん
ハル・ベリーの件はtonboriさんの記事で読んで、見たかったああと思いました。これぞ女優ですな。そこらへんで気取ってる女優もどきに爪の垢でも煎じて飲ませたい。
はい、2度目ってことで、これでやっと「お墨付き」って感じがしました。彼もそう思ったんじゃないかなあ、泣いてたし。

★manyanaさん
そうなんですよね。正直言って、2度目は勢いってとこがないかって。私もつい勘ぐります。心黒いから(藁)。

★るきさん
はい、コメンタリー面白いです。ごめん、DVD持ってるの(藁)。撮影を早く終わらせる、というのはプログラムピクチャーて鍛えられたからだと思います。馬鹿なゲージツカ気取りの贅沢はしないんですね。でも、オールロケにこだわり、端役に地元の俳優を使い、と、そのどちらもどれだけ映画に貢献したかと二人とも褒めてましたけど、そういう必要な事にはいくらでも手間と金をおしまない、と。立派な監督です。
Commented by KAZZ at 2005-03-01 18:33 x
カルロス・サンタナとアントニオ・ヴァンデラスの共演も良かったね。
でもビヨンセ、出過ぎでは?
字幕版で録画したので、あんまりストレスなかった^^/
Commented by acoyo at 2005-03-01 19:15
★KAZZさん
同時通訳で見るとストレスたまりますよー。だからつい、トイレ行ったりお茶湧かしたりしたくなるんですよね。
確かに、ビヨンセ、出過ぎ(藁)。
Commented by るき at 2005-03-02 17:30 x
やっぱ知ってました〜(⌒o⌒;A

アントニオとサンタナの共演たのしみ〜...NHK様、カットしないでくれ!