「貴様がいなければ!」 痴話喧嘩に地球の存亡をかけるな MSN-04 サザビー GUNDAM ON SUNDAY#27
NEO-ZEON CHAR AZNABLE'S CUSTOMIZED MOBILE SUIT
MSN-04 SAZABI
キット;サザビー→同居人オリジナル 多分1/144/+MGサザビーの手(BANDAI 1/100)
νガンダム→BANDAI 1/144(ようわからんが、いっちゃん古いやつだそうだ)
キット製作;同居人 撮影・画像加工;わたくし((撮影時ポージングは同居人)
世間様はスターウォーズだそうすが、ええ、私はこれでいいの(自虐的)。
再びサザビー。悪いかよ。ネタつうか、撮りたいもんが今、手元にねえのよ。雨降ってるから色塗れねーのよ、いろいろ。こうなったら「赤い人on sunday」にしたろかしらん。
映画「逆襲のシャア」終盤、もうファンネルも何もあったんもんじゃなく、ビームサーベルだって使わん、モビルスーツ同士の殴る蹴る殴る蹴る、恒例のシャアとアムロのどつきあい この時、既にサザビーの左腕部はぶち切られてて、残った右手で、はっしとガンダムのパンチを受け止めたとこな。
私はこの映画のストーリィもそこで語られる頭の悪い「地球救済論」もそれに対してアムロがほざく「俺は絶望しきっちゃいない」もまったく買わんが(まあ、基本的に、どう理屈をこねようが、単にシャアは、アクシズ落としてでも、ともかくアムロとどつきあいがしたかったってだけなんだしw)、戦闘場面はさすがに冨野の集大成と言える出来。
ともかく冨野の絵作りのうまさが圧巻。モビルスーツのone on oneなら未だにこの人を越す人はやっぱいないと思われ。今のようにCGのスピード感と流麗さに頼ったとこで、それで絵が撮れるわけではなく、アニメは結局は構図と止め絵とそれを繋ぐテンポが命だということがよくわかる。ラスカルの絵コンテ*1もやってるし(藁)、御大の絵を動かすセンスはすごいです。
だって、ファーストガンダム、ケーブルで見返してるけど、やっぱ面白いもん、これだけいろんなもの観てきた後でも(まあ、あれはストーリーもよくできてるし)。後、びびったのがザンポット。たまたま第1回だけアニマックスの特集でやってて観たんだけど、30年前の絵で今なお唸らせる動きなんだよ、これがさ。
今回の撮影の時、手が前に出るので、でかい方のMGサザビーの手、粘着ラバーでくっつけてます。前のズゴックもそうなんすけどね。あれはTVでやってた「忍者控えポーズ」ができなかったんで、足外して前でくっつけた。ポーズがうまくとれない場合とか、平気で腕ちぎって見えないとこで仮留めして撮ったりするの。
このサザビーはフル可動だからかなり自由がきくけど、実際、アニメの動きって構造無視してるから、それでも難しいのな、再現させようと思うとさ。
*1ラスカルは、絵コンテ冨野で作画(作画監督でなく作画)が宮崎駿。
で発展形ナイチンゲールも見てみたいという今日この頃です(^^;
御大の画作りは宮崎氏とは違うとこから来てますからそう思うと実写をいかにして超えてやろうかという野心が垣間見える。
宮崎御大は反対にリアルなところをアニメだから出来ることをフルに使う。これは絵コンテマンと作画マンの違いだなあといつも思いますな。
この機会にザンボットの話をしますが、
「お前がいるからガイゾックが襲ってくるんだ」とののしられ、
やっと理解されそうになったら人間爆弾で死んじゃって、
挙句の果ては「宇宙の秩序を守るために人間を滅ぼす」、
これを子供の頃に見ちゃったら、もう一生頭から離れません。
冨野氏もすごいアニメを作るものです。はい。
ダ・カ・ラ、いいのです、拳のスケールだけ1/100であっても。
もっと大きくても面白いぞ。超接眼ふうで。
絵コンテ上がりと作画上がりはとても納得のいくご意見でございます。ただ、「実写でできないことをやる」という気概だけは、この二人とも共通してると思うんですよ。CG多用すんのはいいけど、まんま使う今のアニメーターって、そのあたりがねえ。
★gun_gun_Gさん
ザンポット、私はオンタイムで観てないんですね。是非、観たいと思ってるんですけど。昨日、「ダイターン」の最終回観ました。結構、カンドーしました。ただ、このギリシャ悲劇みたいな内容、当時、通じたんだろうか。
★forest-seaさん
樋口さんはその辺、もう確信犯的にやってると思われ。
そうなの、ずっと、デジラマの真似事やってて、やっと見栄えのスケール感のデフォルメって少しは考えるようになって来たんだよね。言われる通り、νガンダムの腕ももっと大きいのがあったらよかったなあと。