ギドン・クレーメル ピアソラへのオマージュ
キングの情報から新刊本の書評から太丸短動会から、その他にもいろいろお世話になってるkingdowさんがあらたなブログ支店を開店。前々から言ってはったCDのデザインされたレーベルの専門ブログです。だもんで、わたくしも花束変わりのTB。
ご当人がおっしゃっておられるように数があればあるほど面白いので、そういったCDをお持ちの方は是非、TBしてください。
参照→●このブログについて(CD lavel album) ●トラバ用ポスト(CD lavel album)
追記:そういうインターフェイスになっちゃうの私だけかもしれませんが、あちらのブログは各エントリの日付(アンダーライン入り)のとこをクリックすると、コメント・TB枠が開きます。
■Gidon kremer:Hommage a Pizzola(邦題 ピアソラのオマージュ)
このアルバムはクラッシックのヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルが、タンゴの巨匠ピアソラをカバーしたこのアルバムは、ピアソラの(タンゴの)ファンには賛否両論あるみたい。んで、私は元からエッジがたっていてクール、でいながら時にはけれんの塊でど演歌に盛り上がったりもするクレーメル*1が大好きだったんで買ったわけ。
その後、父親のCDラックでピアソラを発見してもらってきた。私としてはどっちも好きだ。
確かに、タンゴの命であるリズム、グルーブ感を取ったら後は演歌だって批評は正しい。これはもそういうもんです。でも、クレーメルってそういうとこもあるって言ったやん、ヨーヨーマみたく天然泣かせ体質でやってないだけで。
だからある意味、日本人には聴きやすい……って、こんなこと書いて聴いてくれる人は居るんだろうか。いえ、そのー、普段、クラッシック聴かない人にも聴きやすく、普通の意味でもかっこよく、端正なアルバムです。さりげにジャケットをテーブルに放り出しておくのも、おたれかと。
このメンバーで、クレーメルが来日し、私は梅田のど真ん中やや外れ、住生のビルの2Fにあるいずみホールという中規模のクラッシック専門ホールに聴きに行った。初めて見たクレーメルは昔のCDジャケの痩せて、切れたインテリ風でなく、扱いの難しそうな中年のおっさんだった(当たり前か)。こぶし回して、「歌って」おった。
それがアンコールの時だった。それまで、音響上の理由で窓の部分を塞いでいた分厚いカーテンがさあっと上がり、観客の目に、壁一面の大きなガラス窓から梅田の夜景、それもそのネオンの渦のただ中の光景が飛び込んで来た。
圧巻だった。暗い室内から見ると、まるでホールごと、流れる音と共に煌々ときらめく光の海の中を漂って居るようで、なんともなんとも言いようのない、鳥肌がたつ思いがした。今思っても、あれだけ贅沢な環境で音を聴けることは、そう滅多にない。
*1 んで、じゃ演歌一本かと思えば、かのおチャイコのコンツェルト(チャイコフスキー、ヴァイオリン協奏曲二長調)なぞ、あの誰でも知ってる哀切で叙情のメロディ、大河ドラマの最終回か的怒濤のロシアの熱血など何のこと、とても神経質にクールに弾いておる(爆藁)。そこが好きさ。
このブログではCDのレーベルを紹介していくわけですが、手持ちのCDだけではどうしても偏り/限界があります。そこで、ここに遊びに来ていただいた皆さんにぜひトラックバックをお願いしたいのです。自分の持ってるCDでかっこいいのがあるよと思われたら是非、トラバお願いします。 アドレスはhttp://kingdow.jugem.jp/trackback/2 もちろんここだけに限らず、格エントリーから適当にTBしてもらってもかまいません。多くのTBが集まれば、それだけ考現学的価値もた高まります。なにと...... more
Kingdowさんが新たにCD lavel albumというブログ支店を始められた、 というのをあさこんとこで拝見して、TBしてみました。 いやいや、CDのレーベルってのは、面白いですよね。 何かお洒落な感じがあるジミヘンとかのCDのレーベルが意外にダサかったり、 民俗音楽系のジャケットが素晴らしいアルバムも、CDの表面はお金掛けて なかったりで、結構いいレーベルって無いので、沢山並んでると壮観ですね。 で、CCCDだと仕様的にCD表面には何も色が付いていない方が音質が良い らし...... more
kingdowさんのCDレーベルアルバムにやっと参加です。 acoさんにもおすすめされたキュアー4点でいきます。 改めて見るとほんっと凝ってますよ。 いつもの「CURE」って言う文字はたる〜んとしてて ロバちゃんを象徴してるようだしね。 でも哀しい事に私はCDに移行する時期、 なにを血迷ったかできる限りLPで買っていたのでCDは4枚しかなかった。『Wish』1992 『Wild Mood Swings』1996 『Bloodflowers』2000 『The Cure』2...... more
買った人にしか分からない中身の写真って、すごく面白いですね。特にめずらしいモノもない気がしますですが、私も参加させていただきたいなぁ〜と思ってます。
(#早くしないと他の方とダブりそうです、私の場合)
うちのは結構メジャーなんであまり面白いのが無いんですけれどなんかあったら協力させていただきます(^^)
ところだったので、思わずコメントさせていただきました^^;。
あのスキンのインターフェイス、わかりにくくて申しわけないです。あれに惚れてJUGEMUにした(右上のallを押してからautoを押すとスライドショーになるところが最高)んですが、まだ迷いもあります。最初のほうが良かったでしょうか?
私もCDラックの中身をひっくり返しながら、最初にちょっと飛ばしすぎたかなと後悔している今日この頃(笑)。acoyoさんも書いてくださったように、こういうものは数が集まれば集まるほど面白いもの。このエントリーをご覧になった皆様からもご協力いただければめちゃめちゃ嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
んま、ご丁寧にありまとーございます。
まにゃーなさんとこはkingodowさんとさほどかぶってないと思われ。気にせずTBしたげてください。私も楽しみだし。
★tonbori-drさん
そうなんですよね。レコード捨てた覚えがあるものとしてはとても複雑。協力、お待ちしております。
★kiyotayokiさん
「12モンキー」、悪口言ってすいません(藁)。
★jaguarmen99さん
私なぞ「かぶらなきゃいいんだ。絵さえついてりゃいいんだ、絵さえ」でデザイン性などまるで考えておりませんでしたので、お気になさらずどんどんいちゃって(藁)。
★kingdowさん
ご丁寧にありがとうございます。面白いのはこれで尽きました(藁)。コメント欄については、一応説明書いといたし、大丈夫じゃない? 慣れた人ならアンダーラインがついてれば、そこクリックしちゃうもんだし。
ええ、インターフェイスはかっこいいし、あのスライドショーがいいです。エキブロがあまりに重いんで、私も画像もんのアーカイヴ、よそに移そうかなあとふと思ってたんで、あそこいいかも。
またツボ踏んだ?(爆藁) どこまで踏めるか確かめたい欲望がうずうずと。あ、CURE譲りますんで、それでどうでしょう?(何枚かあったと思われ。確かめろよ、わたし)