昨日上げたエントリの件ときょうびのTVドラマ、ついでに三谷のこと。

 仕事は、パソコンに終日向かう工程に入り、そうなると逃避で別のものを打ちたくなります。結果、対納期殲滅作戦の筈が「仙台壊滅」なんてハザードを招いたりする(涙)……って、また一部にしか通じない妄言を。

 ほんで、昨日、稲垣の『女王蜂』についてエントリ上げて、んで消しちゃったんですね。そんとき、コメントついてないのを確認して消したつもりだったんですが、ついてたみたいで、それはもう、書いてくれた方、ホントにホントにごめんなさい。

 んで、なんで消したかって言うと、ボロクソ書いたので気が引けた、なんてことあるわけないじゃん。ガメラがレギオンを許さないように、私は見る側を舐めきった作品を許さないのさ。私の心の生態系を護るために。ええ、大人げないわよ、子供だもん、わたくし。
 じゃなく、この番組叩いてもつまんねえなと(爆藁)。
 当人としてはエンタで書いたし、外れちゃねえと思うけど、こいつイジったって芸ねえやと思ってさ。さりとてよき敵かってとこで、なんか自分でつまんねえ文章だなーっと思ったんで消したの。そんだけ(藁)。

↓ツヅク



 それは、昨今、話題の三谷についても同じでね。三谷嫌いじゃないですよ。悪かないですよ。
 でも、あんなにもてはやされるほどのホン書きでもないでしょう。国民的アイドルグループの某を「一年もかけて一人前に化けさせてやれなかった」*1って立派な実績もあるしさ(藁)。演出家としちゃどうよってのなら、引き出すってより役者に任せっぱなしって思えるんだけど(その分役者には気持ちいいのかもな)。
 だから積極的にどうこう言う気もないんだけど、あまり騒がれると「うるせえ」って茶々入れたくなる。心黒いから(藁)。だってCSでもBSでも『有頂天ホテル』の宣伝すごいんだもん。

 まあ、日本の今の地上波ドラマはもう構造的問題で、一個一個叩いても仕方ない。んでも、私としちゃ、年末年始に久しぶりに結構、地上波の特番ドラマ見て、なんつうかまあ「暇潰し」以上のものが皆無ってことにかなりうんざりしたんす。
 たまたま、ここんとこCSなんかで集中的に70年代後半~80年代初頭のTVドラマ、いわば私がそれ見て育った時代のドラマ見返すことが多くて、もうこのレベルがフツーだったのねえと思い出して頭がくらくらしてさ。結局、私が「脚本家」を痛切に意識するようになったのは、映画でも板でもなくて、実はこの時代のTVのせいなんだなあと。刻印よ刻印。
 でも、それってノスタルジーかなあ、言っても仕方ないしなと思ってたんだ。そしたら、ミステリ絡みで見つけた某HPの人が、それは回顧趣味ではなく事実だときっぱり書いてはりまして、そうだわ、と深く肯いたわけさ。事実ってのは動かせないもののことを言うんだよな。

 ガキんときに、絶頂期の向田邦子山田太一早坂暁倉本聰見て、よくわからいなりにもカンドーして考えさせてもらって育った私としては、気安く三谷とか今のドラマとか褒めるわけにはいかないの。
 それやっちゃうと、自分が見て育った大切なものへのカンドーが嘘になるのさ。

 んで、正直、三谷のホンでも役者がわあっと群がらざるを得ないってのがもう、今の構造的不況、価値崩壊の象徴だなあと思うわけですよ。役者だって必死ですから、ちょっとでもマシなホンで演りたいでしょうさ。(けど、90年代初頭、タランティーノのホンにハリウッドが目の色変えたという事実と照らすと、その格差に涙が出ちゃう……ついでにタラちゃんの今を考えると号泣しちゃう

 んで、私としちゃあ、暇になってからじっくり山田太一ととっくんだ方がいいよなって、そういう気がしたんす。人の楽しみに茶々入れるより、自分にとって面白いもののこと書こうってね。

 でも、見てねえからわかんねえよ、昔の話ばっかすんじゃねえと言われるんだろうなあ。
 んだけどね、この面子の全盛期のTVシリーズは大概のTSUTAYAにあるよ。(そうそう、久世制作の向田邦子新春SPもあるけど、あれは彼女の没後に久世が趣味でいじったんで、脚本寺内小春で向田作品じゃないからね
 無い場合も、彼らが活躍したNHKの土曜ドラマについてはかなりDVD化されてるんで、リクエストをかけるのも手かと(100%リクエストにお答えしますと言い張る以上、やってもらおうじゃないか。私は今、『事件』全シリーズと『獅子の時代完全版』のリクエストをかけている)。その場合、深町演出は要チェック。細部を揺るがせにせず、ホントに丁寧に撮るから。
 そこでTV版『事件』なりsamuraiさんが書いてはった『男たちの旅路』なり、TV版『あ・うん』なり『前略おふくろさま』なりご覧になって、それでもつまんねえと言われたら……仕方ないか(藁)。ええ、おばさんはおとなしく、今日もCSで『新・夢千代日記』観ます。これって脇がよくってさあ、樹木希林に秋吉久美子とか。それに、何てったって相手役が化けた後の松田優作。見逃せるか。


*1 この「化けさせてやる」ってことが、私がSMAPについてこだわる唯一の点な。実際はキムタクも中居も個人的には範疇外の男だもん。ただ、素材としちゃ使えるのになあ、化けるかもしんないのに勿体ないなあと。
 例えば、古い話だけど、萩原健一も沢田研二も、元はたかだかアイドル、オーラだけ背負ってるバカだったと思うの。その彼らを化けさせたホン書きがTVに居たわけ。倉本とか長谷川和彦(まあ、この人は監督になったけど)がね。その結果、傑作が生まれたんでさ。希代の「使えないやつ」金城も、王家衛は『恋する惑星』で素材として使い切ったよ。できない芝居なんてするな、ただ映画の中で走ってろと(藁)。(だからキムタク×王には期待したんだが、映画がああなんと当人既に要らぬ知恵をつけてたもんで……) 『8マイル』の監督はど素人のエミネムを見事に化けさせましたがな。
 んで、それには本人努力だけじゃ無理なの。足らないの。周囲が引き出さないとさ。
 だからファンだからってなんでも褒める許すってのは、結局、一緒になって消費してるだけって気がするのな。ファンなんて所詮そんなもんだけどさ。けど、「いい使い方」をされることをもっと求めるファンが居たっていいだろうと思うわけですわ。
 私は好きな対象は長くしゃぶって楽しみたいのね。そいで、「いい使い方される」ってことだけが、彼らが生き延びる方法だからさ、結局。だもんで、筧利夫の使われ方にはまだマジで怒ってる。板の上の狂気のケダモノ、つかこうへいに「どんな台詞でも芝居を何十倍にも膨らませてくれる」と言わせた男に何してくれたよ、TVは。すっかり切れ味鈍ったじゃねえか。

追記:映画版『事件』はTV版とは装いを新たにした傑作だが、映画版『あ・うん』『阿修羅のごとく』はTV版に及ばず。『あ・うん』は役者華やか過ぎ+あの物語にはドラマの尺が要った、『阿修羅のごとく』はまず役者のダウンサイジングで……。

 ……ああっ、こんなことをだらだら書いていたら、巨大レギオンが群馬県に入って来るぅっ! 
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by acoyo | 2006-01-11 15:03 | 映画・ドラマ | Trackback | Comments(21)
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Commented at 2006-01-11 21:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jaguarmen_99 at 2006-01-11 21:23
うわあ、座職をタテにドラマ観てるんですねっ!Σ(●∀●;)
Commented by 夏葉 at 2006-01-11 22:42 x
クサナギの【ナギ】、すいません、重箱の隅をつつくような真似をしました。

姐さまが『女王蜂』を書いたもの、読み損ねてしまいました。読んでみたかったナー。

『新選組!』で、慎吾は化けられなかったかもしれないですが、土方を演じた山本くんは化けたような気がするのですが、どうでしょうか(ご覧になってないですか?)。
中居さんはともかく(ともかく?)、木村は今度の山田洋次作品で、なんとか変わって欲しい、と希望しています。
Commented by samurai-kyousuke at 2006-01-11 23:40
山田太一さんは「ふぞろいの林檎たち」のpart1、倉本聰さんは週一放映だった時の「北の国から」あたりがピークだった様な気がします。当時はシナリオ本を買いまくり夢中で読みました。
Commented by k-nsh at 2006-01-12 09:32
大変そうだけど元気そうで良かった!
でも・・・『多忙三昧』のタイトルはacoちゃんに合うかも?
今は多忙を少し楽しめる余裕が出てきました。
今年は去年よりは良い年にしたいね!
Commented by 森と海 at 2006-01-12 21:04 x
ゴジが沢田研二を役者にしたってこと?
でも、ある意味掟破りの本を書いたことは、三谷と同じとは思いませんか?方向はまったく違えど、双方とも正統派があってこそのニッチであると思います。全くの私見ですが。
Commented by s/yumic. at 2006-01-12 21:06 x
中居君なぁ……。
慎吾君より生理的に受け付けない。
SMAPは楽しいから好きなんだけど。
ピンで誰が好きかということを考える時間はないかもしれない。
うひゃ。
女王蜂は観てないなー。
三谷さんの「HR」は面白かった。國村隼さん(字、合ってるかな。「萌の朱雀」の、あの人です。)が出ていたので、がっつり観てました。三谷さん(のホン)は、嫌いじゃないけど、大好きでもないかな。ってほとんど知らないけども。
Commented at 2006-01-12 22:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tonbori-dr at 2006-01-13 01:38
確かに70年代後半80年頭ってのはかなり刷り込みかかっているとは自分でもよく思う(笑)おいらはその上なんか日活無国籍+東宝特撮+東映まんがまつり&円谷などのごった煮であるから割と今のカオスっぷりも実は楽しもうと思えば楽しめるんですがまあ温故知新とも申しますな。(ここ米朝師匠風に)ただ映画とTVの壁というかなんかそこにある靄みたいなもの。そこが最近映画をも侵食している気がしまっす。
Commented by bluegene at 2006-01-13 02:39 x
ナンシー関亡きあとテレビでなにが行われてるかわからなくなってしまったのですが、基本的にはジャニーズの誰かと人気のある女性タレントで配役おさえとけば視聴率はとれると言いますね。ストーリーは配役にあわせて辻褄あわせるだけ。それで視聴率とれちゃうんだから、水が低いほうに流れるように質が落ちていくのは必然なのでしょう。

三谷幸喜は舞台の人のイメージが強いですかね~。テレビドラマは『王様のレストラン』くらいしか知らないかも。『新撰組!』の脚本が三谷幸喜というのがあんなに話題になったのはびっくりでした。

今度は歌舞伎に挑戦するようですが、外題は5文字か7文字の伝統を守ってほしかったかな?まあ「!」も一字と数えれば7文字だけど・・・(^^;
Commented at 2006-01-13 21:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nonkey37 at 2006-01-14 17:27 x
>ファンだからってなんでも褒める許すってのは、結局、一緒になって消費してるだけって気がする

とっても同意です。
日本のロックバンドの寿命が短いのは、ストーンズやエアロスミスやKISSやU2のようなバンドが現れない(そこまで育たない)のは、それも原因じゃないのかと思います。
育てる風土が業界にもファンにもないんですね。消費はするけれども。
ラーメンズがテレビから去ったのは非常にクレバーな選択だったと思います。
筧さんの舞台、私も観たことがありますが、オーラと存在感のあるいい役者さんでした。なので余計に、テレビドラマに出始めた頃「これが筧さん?」と目を疑いましたもん。
何でテレビでキャラ殺されちゃったんでしょうね~。
Commented by manyana at 2006-01-17 21:25
私も↑のnonkey37さんが引用された部分への反応でございます。
愛があるからこそ辛口な評価ができるってこともあるし。明らかに愛がない(見てもいないだろ的なのとか)はヤですけどね。
世の中には「みんなが良いと言ってるから良いんだろ」な判断基準しか持っていない人も多いっぽいんで、TVドラマがより分かりやすい表現に走ってしまうのも分かる気がするんですけどね………っと、ロクにテレビ観ない私が言っても説得力ないんですけどね(^^;)
三谷氏といえば「やっぱり猫が好き」を観てました。クラスのみんなが裏番組のDADAを観ていても、誰それちゃんがDADAに出るよ!なんて週でも、やっぱり猫が好きを観てたなぁ〜…なんてことを思い出したりしてみました。
懐かし。
Commented by umaco at 2006-01-19 15:58
旦那・・じゃねぇや オネエサマ!大変でございますわよ
belltoneさんがねっ!・・・・
と 取り乱したくなるような事件(良い方の)ですよ!
ところで本年もよろしくお願いします って今更・・

かつて日本映画界がダメになっていったのと同じことがテレビ界で起こったように感じます で次にいいクリエーターが集まってるのはゲーム業界かもしれません 同じ轍を踏まなければいいのですが
Commented by acoyo at 2006-01-20 18:58
不肖わたくし、久しぶりにログイン致しました。も、遅レスとか亀とかそーゆーレベルじゃねえだろお前ってことで、コメント書いてくれた方、ホントに申し訳ありません。でも、これも書いてくれてホントに嬉しいんですぅ。

つうことで、★じゃがさん
そうよ、座職を盾につうか、誰も「じゃ、これ○○でお願い」「明日中にここまではくから。ちょっと今晩、徹夜な」とか側で賑やかしくしてくれないから、脳内ERにするためにおこたで仕事してるときゃTVとかDVDとか流しっぱなしよ。先月、今月とえれえTSUTAYA儲けさしちまったぜ、腹たつぅ。

★夏葉さん
ううん……私にとっての「化けた」は、秘められていた、あるいは潜在化にあった何かが発露するってのですから、山本の場合、「予想の範疇でいい仕事」って感じですね。ただ、わたくし、本文に書いておるとおり、三谷は嫌いじゃないの(藁)。ただ、騒ぐほどのホン書きかってのと、大河で一年はきつい、作風も向いてなかったしってのが。
山田洋次は母曰く「かつて武田鉄矢に道を開いたカントク」だそうですから、もしかするかもとは思います。当人が肩に力入れずに、白紙になって馬鹿になれたらいいかなあと。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:01
★samurai-kyousukeさん
山田は何のかの言って、こないだ再放送で見る機会があった「岸辺のアルバム」がやっぱ一番好きですね。唸ります。これDVD出てないのか。件のHPで「アメリカン・ビューティ」がなんぼのもんじゃ、んなこと山田太一がとうにやっておると書いてあって、そうだなあと。倉本氏はねえ、ほんと、『北の国』からを引っ張ったのがねえ、つか北海道籠もったあたりで終わりは見えていたかも(藁)。

★Kちゃん
Kちゃんが出て来ると私が引っ込んでる(藁)。元気かい? また、気合い入れすぎて無理しないでね。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:09
★森と海さん
ええと、沢田研二の場合、TVの『悪魔のようなあなた』(TSUTAYAで見つけた)で、演出久世、脚本ゴジ、共演若山富三郎・藤竜他などのアクの強い連中が、よってたかって若い兄ちゃんいじり倒して化学反応起こさせたという感じだと思います。その結果としての『太陽を盗んだ男』で、彼を「役者にした」のは当時のTVの「製作スタッフ」です。
後ね、私は三谷をニッチと思いません。非常にオーソドックスなホンだと思います。『古畑』なんか海外帯枠ミステリ・ドラマ研究の卒論で、それをともかくスター使ってそつなくという感じ(←舐めてはいるがけなしてはいないw)、まあ、他のホン書きも無論、海外ドラマはネタにしてますが(某漫画家レベルじゃないトレスの山よん。これだけCSが出回ってばれないと思ってるのか、○○)、それをよく勉強してこなしてる優等生という感じかな。

★ ゆみたん
『女王蜂』見てみ。こんなもん見てまで潰さないかん暇とは、それは何なのか、という気がしてくると思われ(藁)。

★鍵さん
そちらで書かせていただきましたが、ありがとうございます。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:29
★bluegeneさん
歌舞伎っすか(大苦笑)……困った(微苦笑)。三谷はオーソドックスだけど、幅の狭い芸風なんで、手を広げない方がボロが出ないでいいと思うんだけど、誰もボロ指摘しないし、どうせ歌舞伎なんて見たこと無い連中が行くんだろうし、いいんじゃないっすかあ?(かなり投げやりw)……ああ、帰って来てナンシー関。

★nonkey33さん
>日本のロックバンドの寿命が短いのは、ストーンズやエアロスミスやKISSやU2のようなバンドが現れない(そこまで育たない)のは、それも原因じゃないのかと思います。
心の底から同意。昔の渋谷陽一風に言うなら「ロックシーンが無い」ってことですか。
板の筧、ご覧でしたか。ええ、あれだけの役者はそう出ません。それが今じゃ何見ても嬉しくない。その余生的存在をもってしても柳葉程度は余裕で食っちゃえるので、出番へつられてるのも切ない(涙藁)。TV界の最大の不幸は、80年代小劇団のスター世代をうまく使えず、今の40代俳優、役者として脂が乗った層が決定的に薄いことだなあと。それ以前は板出身者も使いこなしてたみたいなんですが。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:34
★まにゃーなさん
>TVドラマがより分かりやすい表現に走ってしまうのも分かる気がするんですけどね………っと、ロクにテレビ観ない私が言っても説得力ないんですけどね(^^;)
↑それ、私もまったく同じ(爆藁)。たまに見るとこうして文句しか言わないから、また当分見るのやめるわ。私はファンつうか、興味対象については、わりとしょうもないものでもおっかけで見ちゃうし、しょうもないってわかってておとなげなく酷評するという因果な性分で(藁)。その点で、実は究極のミーハーなんだと思います。
『猫が好き』は私も好きでしたあ。でも、こないだ見返したらあれやっぱ7割は役者の力かと(藁)。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:35

★umacoさん
ああ、見たともさ。うちの若頭ったら渡世人の身で人並み「以上」の幸せ掴みやがってこのやろーが、お前、ちょっと外出ろ!(しかもレスでのろけるかw)とか言いたくなる我が身の哀しさ。今年もよろしくって今頃返すか私は(藁)。
TVについては、アメリカTVの90年代からの奇跡の復活を知ってるだけに、期待は捨ててません。そいで確かに今、真っ当な才能がファンによって真っ当に育てられているのはゲーム業界だけですね。だからこそ圧倒的に面白い。でもあれもそろそろ危ないか……(涙)。
Commented by acoyo at 2006-01-20 19:51
★tonbori-drさん
レス、後先になりましたが、何せ長いので(藁)。えとね、「トンデモ」的楽しみってのは私もわかるんです、やってますから。でも、「トンデモ」遊びばっかりじゃつまんないし、「ごく一部の」邦画「ごく希にある一部の」TVで飢えを満たすのもいい加減なあ、というお疲れ感がまず一つ。
後、全部が「トンデモ」では「まし」=「すごく良い」になるという、まるで男子校でフツーの女の子が美少女としてもてはやされるような集団幻想に自分も陥りたくないという(藁)。だったら、せめて大昔の伝説の美女を見て、少なくとも審美眼を正常に戻さなきゃ、私、ダメになるもんってことです。
温故知新やってると、80年代初頭が、TV及び邦画にとって一つのターニングポイントだってのは、非常に感じます。邦画なら、ATGという存在の好き嫌い以前に、あれ系映画の最後の華の時期ってのもある。つまり劇場画面で一番底力を発揮する画、映画の画というものが、あの時期を境に激減してく感じ。それがTV的ぬるさが確実に映画を浸食してった感じですかね。一体、今の若手監督ってどうしてもビデオ上がりになるんで、彼らも不幸だけどこっちも不幸(藁)。