あなたは検索に何分かけますか?
このタイトルはTB元の「つり」で、中身は至って真面目な「現在のアメリカでのネット検索のありかたについて」だった。だから、期待しても無駄だよ~ん。つうか、たまたま自分が前にGoogleがらみの記事書いて以来、なんかこのことが気になってて。
人々は(ウェブを)ただの娯楽媒体としてよりも、日常的なツールとして使うようになっている。(中略) 初めて車が登場したときのことを思い出せばわかる。当時は誰もが『よし、今日はこれから車に乗るぞ!』と口にしたものだが、今では普通に車で出かけるだけだ
いやあ、日本じゃまだまだ多くの人には「娯楽」っすよ、先生。温度差甚だしいもんで。
大体、ライヴドアと楽天、それにソフトバンクが「実は何してる会社か」って、TVのニュースショーが特集組む国なんだよ、日本は。その特集の街頭インタビューであるおばちゃんは「楽天て、電話会社みたいなんでしょ」と宣ったしさ。わざとそういうの探してんだろねえ、TV局は。マスコミにすりゃあ最後の顧客軍だもん、そういう人。
(話それるけど、TVや週刊誌の反2ちゃんキャンペーンもそうだが、「これであなたもネット通」なんて特集がまた、これじゃネットの面白みなんてわかんねえよって内容ばっかだもん。単にお店やスポットの紹介にURL付けてるだけじゃん。やっぱマスコミはほんとは、人にネット通にだけはなって欲しくないんだな、きっと)
しょっぱなからの閑話休題。
7年前と比べてたいして変わっていなかったのは、人々が検索作業に費やす労力だ。あまり努力はしない、というのが答えだった。スピンク準教授とジャンセン助教授は、調査対象者を平均すると、1度の問い合わせにつき2個のキーワード、検索セッションにつき2回の問い合わせという結果を得た。
「検索にかける時間は5分以下、結果の最初のページしか見ていない。だからこそ、ユーザーは求める結果を(検索エンジンが出す結果の)最初のページから得たいと思っている」とスピンク準教授。
私は過去最高56ページまで開けたことがある(藁)。でも、スピング君、あんまり開きまくるのも、暇な証拠だよ。56頁まで開けるのは大バカこん畜生(藁)。
でもさあ、何か探してて、それとは関係ないけどすっごく面白いことが見つかるのは、普通、3、4ページ以後なんだよな。別に一々上がったサイトに行かないでも、グーグルに上がってくるリードだけであらかたの想像はつくじゃん。そんで、ついめくっちゃうわけ、次のページ。私が思わず得た面白い情報つうのは、そんな風に見つけたもんばっかだ。
「一般の人々がごく単純な検索しかしていないと知って驚いた。ウェブにほんの2、3語を放り込むだけだと、何万件もの結果が帰ってくる。検索エンジンの使い方にあまり慣れていない人が多いのだと思う」とスピンク準教授は語った。
安心しろ、日本じゃまだ1語しか入れない人、それさえせずにyahooのカテゴリ検索に走る人がどれだけ多いか。上を見ればきりがないぞ、スピンク君。あんた、自分が賢いからて、人もみんな賢いて思たらいかんわ。それはあかん思うわ。
でも、これは助詞のある日本語と、すべて単語の英語の違いかもしんない。キーワードっていう発想自体が実は英語のもんかもしれない。今のノイマン型コンピュータ自体、英語圏つうか広義のラテン語圏内で生まれたもんだし、その言語から生まれた発想に基づいて作られたもんだし。
日本語だと単語は文章に埋もれてるもんなあ。つうか同音異語(橋と箸とか)があまりに多いもんで、文章の中で意味が決定する場合が多いんだよな。だもんで、日本語の検索、というとき、文章ってのがやっぱどっか自然なんだよ。
海の向こうではもうGoogleの次、をめぐって開発にしのぎを削ってる状態なんですが、でも、頼むわ、検索かける時は、せめて言葉二つはいれようよ、おとうさん。
最後にまた話それるけど、Hotwired Japanって面白いから時々見てるの、私。バカだから、意味わかんないことも多いけど。んだけど、訳に独特の癖つうか、直訳風だけどちょっち違う何かってのがある気がすんだわ。読んでるとなあんかお尻がこそばゆうくなってくる。それって私だけか?
・・・・って、わたしやん!!
本文と全然関係ないのですが,
acoyoさんの文章組み立てレベルに
まいっちんぐマチ子先生です。すばらしい文才ですな。
ピンポイント過ぎないようにしてます
>Hotwired Japan
あはは、なんか趣向がカブリ気味でですね
面白いんだけど殆ど役に立たない内容(自分的に)です
なのに興味を引かれるから やっぱり凄いのかも・・
まいど♪ まいっちんぐマチ子先生って噂だけ聞いて、どんなか知らんの。ケーブルでやってるから、今度見ようっと。
>umacoさん
そうですね、3つめが鍵。鋭い。
Hotwiredは、確かに役に立たない情報ばっかで、でも読んじゃいましす。なぜかしら。
でも、Googleって、検索対象と関係ないけどおもしろいことが見つかって、好きです。
あと、検索結果の中に、重大なヒントが隠されていることもありますね。
途中からは、「こうなったら、最後まで行ったるぅ」だけでしたがね。