<   2004年 09月 ( 56 )   > この月の画像一覧

【中華芸能】押尾学:中国ドラマ撮影中に「噛み付かれ」騒動

 あらー。
 ほんとに、噛まれたのね、ファンに。
 中国つうのはどういう人が居るんだ? いえ、これ差別じゃないのよ。でもね、元ネタがすごすぎて、いじりようがなくてね……。押尾は動揺を隠せない様子って、そりゃそうだろうなあ。抱きつかれて噛まれればなあ、フツー、動揺するだろうなあ。よくあることじゃあないし。
[PR]
ハリウッドスター&セレブの「逮捕写真」トランプ発売中 | Excite エキサイト

 スティーブ・マックィーンにまで遡るか(藁)。ハリウッドも歴史が長いから。じゃあ、ロバート・ミッチャムは入ってるかな。クリスチャン・スレーターは認知度的に厳しいか、チャーリー・シーンは《スピン・シティ》があるもんなあ、とか。エミネムはどうよ。ラップスターだけで二組はできるんじゃない。ああ、ウィノナはやっぱハートかな。ダイヤかな。わくわく。

 でも、マイコー、ジョーカーになっているのに、人気投票じゃ3位とは寂しい。
 マイコーに関しては、容疑事実が正しいか否かはわかんないけど、それ以上に、彼の存在自体がもう洒落を通り越したレベルにいっちゃって、見てて笑えないんだよ、痛々しくて……。
 まあ、こないだの「身の潔白を示すため白装束での出廷」ってのは、久しぶりに笑かしてくれたけどさ。それが覚悟のほどを示すってのより、無意味に派手っぽくなってしまうあたり、やはりまだ侮れないお人だ。
 白つっても、きっとただの白じゃないよ。生地にはかすかーに白銀色の糸とか織り込んでるよな、純白に輝いて見えるように、絶対そうにちがいない(藁)。

 さあ、在米の連れにメール打って、何とか手に入れてもらおう。次の飲み会はこれでババ抜き大会だ。楽しく人の不幸を笑って遊んだ後、敗者の手に残るのはマイケル・ジャクソンの顔……いかん。やっぱ、洒落にならん。
[PR]
b0016567_9465258.gif

 まず病院行って買い物行って実家行って銀行行って郵便局行って知人に会ってまた買い物行って図書館行って、ガッツがあれば、足伸ばして『華氏911』も見たいな……と。
 多分、ガッツは郵便局あたりに置いてきてしまい、近所の○○温泉(でも、ただの銭湯)に行ってしまうかも。いえね、この二日、すごく疲れてるのよ……心がさ。

 写真の2匹は、私の机の上に、もう何年も棲息してるイキモノ。このかみ合わない視線と表情が、見ていると一人で笑える。
[PR]
英会話ができない英語教師はダメ?

 こないだ、知人に頼まれて、そのお嬢さんの英語の成績のことで相談に乗った。
 んで、当人と話して、毛唐のミュージシャンにも毛唐の俳優にも全然興味なく、将来、世界に羽ばたきたいという欲望も無い13歳に、英語を学ぶモチベーションを与えるのは難しいという結論に達した(せめて、ダニー君命だったら、そこから攻められたんだが……)。
 けれど、彼女(中二)から授業の内容を聞き、気になったので、その後、ネットで今の英語教育について調べてみた。バックナンバー検索で《ニューズウィーク》の特集記事も読んだ。そして、不安になった。
 かっての日本の英語教育は、「話せない」子を作るだと言われた。でも、この発音や会話に大きく時間を割くやり方では、「読めない、聞けない、話せない」という三重苦を作り上げるだけじゃないのか、と。

 今の日本の英語教育にいちゃもんつけてる人として、岩波新書で名を売ったマーク・ピーターセンが居る。aとtheの違い、あのチキンか、チキンという概念か、チキン丸ごと一匹かという例には、私も目からうろこ落としたりもした。確かに、定冠詞、時制の問題は、中高大と8年英語を学んでも簡単に身に付くものじゃない。
 といって、会話の時間を増やしても、もっと身に付くものじゃない。ピーターセンみたいに、この問題をきっちり説明してやれる人が、そうそうお雇い外人に居るわけがないからだ。
 
 関川夏央と山口文憲との対談集にもこういうくだりがある。最近の女の子がちょっと留学してすぐ英語が話せるようになるってそりゃそうだろ、だって日本語の語彙自体がものすごく貧弱なんだから、その分の英語しか覚えないで済むんだから。……つまり、Are you kidding?  Really?でOKってこと。日本でおバカな人は、むしろ、英語が話せない方が、アメリカ人にまでおバカだと思われずにすむかもしれない。

 ものを考えるベースである言葉、母国語が充実していないと、どれだけ英語を覚えようが、世界で渡り合っていけるわけじゃない。だって、ネットも同じでしょ。どれだけ通信速度があがろうがプラウザがUGしようが、すべての鍵はコンテンツにあるじゃない。
 問題は、話すべき中身、コンテンツを持っているかどうかでしょう、その人が。

 日本人が英語が下手なのは、日本語がウラル・アルタイ語というマイナーな言語圏にあり、特殊な文法・発音体系を持つことと、さらに人前で話すことを避けたがるという、欧米の心性と真っ向から対峙する文化的メンタリティの問題なのだが、だからって、アメリカ人みたいなみゃーみゃー英語を喋れたところで、コンテンツが貧弱なら誰も耳を貸さない。

 ドキュメンタリーやニュースを見ていると、子供の時から英文中学(アングロチャイニーズ)に通っている香港市民だって、かなりカントニーズな英語を話している。(だから、ケーブルのドキュメンタリー・チャンネルでは、必ず英語字幕がつく)
 ただ、彼らは話すだけのコンテンツを持ち、英語で話すことが多く、人前で話すことに臆さないメンタリティを持ち合わせているから、訛った英語でも堂々とスピーチするのだ。
 学校が教えなくちゃいけないのは、それだろう? それぞれの子供に自分なりのコンテンツを充実させるようにするのが、学校の役目だろう? それを胸を張って、なおかつ聴く相手のことを考えながら話せるスキルを教えるのが、学校の役目だろう? 
 みゃーみゃー英語を話せるようにすることにだけ力を入れても、何も変わらない。


 件のヒアリングにしても、フツーの日本人が何でCNNを耳で聞いて理解せにゃいかんのよ。本当に重大なニュースなら、数秒後にはどっかの局でやってるよ。それに、nightheron さんが書いておられるように、トータル200時間の授業でそれが可能なわきゃないでしょ。「英語圏の子供のような耳からはいるシステムで」とどっかに謳ってあったけど、あの~英語圏の子供は家帰っても英語なんっすけどねえ。

 私がヒアリング能力が向上したな、と思ったのは、ある一瞬だった。歌聴いててそれまで歌詞カード見てわかってた単語が、言葉として耳に入ってきたのだ。ことさら勉強したのではなく、私が長年だらだらと、英語圏の音楽を聴き、英語圏の映画を観てきた蓄積が、その時、学習高原に達したのだろう。けれど、それは趣味だったからこその蓄積量とも言える。
 だけど、その程度だから、今でもCNNなんかわかるかよ。んで、イラクとアメリカどっちが勝ったんだ?だよ。ドラマも、「アリー」や「フレンズ」ならともかく、「ホミサイド」や「ER」のように専門用語や隠語が多く、台詞量が多いものはお手上げだ。せいぜい、たまあに字幕ではわからない言い回しがわかり、一人、ほくそ笑んでるくらいだが、そんなもの吹き替え聞けば一発だもん。全然、実生活の役には立っていない。

 けれど、少なくとも、今までの悪評高い授業形態でも、真面目にやれば「読む」ことは可能になる。
 8年間きっちりやれば、語彙数も文法知識もかなりなもので、アメリカで高校中退した方々よりも難しい文章が読める(向こうはスペリングというのがネックになって、日常は困らないが、ラテン語が語源の言葉なんかは、高等教育受けてないと読めないし意味もわからんという例が多々ある。英語は日本の漢字のような表意文字じゃないから、見当がつきにくいのだ)。もちろん、前述した定冠詞と時制なんかウラル・アルタイ語族には縁もゆかりもない規則なんで、英作文はなお苦しいだろう。
 だが、辞書さえあれば、《ワシントン・ポスト》も《ロンドン・タイムズ》も何とか読める。ネットの記事も何とか読める。
 「読める」ことは、決して侮れない。それが人のコンテンツを作るからだ。
 今の日本人は、世界でも有数の読書量と識字率を誇る民族である利点を忘れがちだと思う。ついでに、世界でも有数の「お勉強好き」であることも。本を読むこと、読んで考えること、考えるという習慣があることは、みゃーみゃー英語で意味のない会話ができることより、ずっと大切なことだ。みゃーみゃー英語でぺらぺらと人の受け売りを話すことより、たとえジャパニーズ・イングリッシュで字幕をつけられても、臆せず堂々と、自分の意見が話せることの方が、ずっと大切なことだ。
 
追記;ただ、ピーターセンが言ってたことで、一つ、早急に取り入れた方がいいと思うことがある。「○○は学生です。○○も学生です。○○は学校に行きます」ではなく、少しでも早くから、物語なり何なり、もっと面白いもの、先を読みたいって気になるもの読ませろ、という意見だった。その昔、英語はポルノ本で勉強しろという言葉があったように、これはとっても正しい。
[PR]
Excite エキサイト : 芸能ニュース 「大奥」豪華女優ズラリ

 ええ、実は私、この「大奥物」が大好きです。派手な着物引き摺ったおねえちゃん、おばちゃんたちが、「ええい、上様は私のもの、下がりゃ!」とか喧嘩したり、簪でつついたり弓で殴ったり、料理に毒入れたりしてるの見てると、心が軽くなり、人生楽しくなります。 もう今や昼メロでも少女漫画でもやってくれない濃ゆさだもん。「上様のお胤をもらうのは私!」なんて大声で言うなよ、おねえちゃん(藁)。あのきんきらきんの打ち掛けの裾翻して、蹲ってる相手の頬ひっぱたいたりするのが、もーたまらん!

 でもさあ、主題歌、サザンってのがなあ。あれってさあ、もっとこう森山良子とかああいうオバサンが哀しい女の業っつうのを歌ってくれるもんじゃないの~。誰がそんな今風にしてくれって頼んだよ(大体、今時、サザンが今風か)。なんか、桑田がまたキッチュとか狙いそうで嫌だなあ。
 「大奥」の良さってのは、あの《風通しの悪さ》じゃないすか。空気のよどみ具合つうか(藁)。あれでサザンはいかんがね、。ストレートに、だっさださのこてこてで女の業業、GoGoGirlしてくんなきゃ。そんで、私の枯れた日常を潤してくれなきゃね。

 あの裏返ってひっくり返った声の「上様!」とお鈴の音がポイントだよなあ。そいでもってナレーションには岸田今日子が欲しいよなあ……無理か。
[PR]
Jesus & Merrychain : Surffin' USA


 確かにキング・オヴ・ザ・カバーです。太古の昔、渋谷陽一が「地獄のお釜の蓋が開いて亡者がツイスト始めるようなSurfin' USA」と言ってた。

 実際、ビーチボーイズでこの曲を書いたブライアン・ウィルソンは、サーフィンなんかしない人だった。伝記を読めばわかるけど、あのアメリカ一健康なバンドの中身は近親憎悪と薬でめっちゃくちゃで、結構、怖いバンドなんだよ。だから、あのバンドの歌の美しさには、狂気が潜んでるってのがうちの身内の統一見解。
 結局、ブライアン・ウィルソンは精神を病んでバンドを止めた。当人がセルフカバーしてるのを前に観た覚えがあるが、正直、何か壊れてる感じはぬぐえなかった。これはもうジザメリ以上に背筋に来て彼岸に行ってるんだけど、それを聴きながら、しみじみ思った。
 もし、彼が現実にサーフィンやってチューブを潜る爽快感を体で知ってたら、あんなに爽快な、あんなに美しい歌は、書けなかっただろうなと。
 だって、書く必要ないもの。自分でできるんだから。自分で味わえるんだから。
 それを「見ていただけ」の人だから、あんなに美しい歌が書けたんだ、と思った。
 トーマス・マンじゃないけど、ゲージツというのは、人生を味わう側に居てはできないんだと思う。はじかれもんの部外者として外から眺めた方がくっきりと、人生の美ってのは見えてくるんじゃないのかな。ブライアン・ウィルソンにとって、あの美しい歌の数々は、彼が見ているだけしかなかった、彼には遠い「世界そのもの」なんじゃなかったのかな、と。いえ、私の思いこみですが。
 そう思ってGod Only Knowsとか聴くと、ちょっと鬼気迫る美しさ=怖さがある。PTAの『ブギーナイツ』、終わり近くにあの歌が流れると、やっぱり私は泣けてしまう。(だから、私はGod Only Knowsをカバーするのは許さんw)
 
 私はカバーが好きで、その手のはこまめに買う。元歌と組ませたりテーマ別でCD作ったことも何度かある(暇だから)。プレゼント用に便利なのよ、元手もかからないし。んで、贈った先の受けがいいのはこの2曲、ソニック・ユースのSuperstarニック・ケイヴのLet It Be
 
 ソニック・ユースのは、ピーター・ジャクソンが指輪であてる前の失敗作「さまよえる魂」でも使われていた。これって、遊ばれて棄てられたグルービーの歌で、カーペンターズの正調嘆き節も私は好きなんだけど、こっちのには嘆いてる余裕もないみたい(藁)。薬致死量飲んだ後の夢うつつというか、半ば生霊化してる。カーペンターズのトリビュートであるIF I WERE A CARPENTERに入っていて、このアルバムには他にもクランベリーズ(だからドロシーは嫌いだって)や少年ナイフ、マシュー・スィートという80年代後半~90年代初頭、オルタナつうよりCMJという感じの懐かしい人が多く入ってる。
 
 ニック・ケイブについては、彼の歌で聴くと、ポール・マッカートニーがこの歌を作ったのは、ビートルズ崩壊の壮絶な争いの中だったというのがよくわかる。地獄のお釜の的怖さはないけど、ずしんと重い疲労感の中にほの見える僅かな燭光ってな風で、声張り上げてカンドー的に歌うより、こっちが正しい解釈だよなあと思う。(ポール・マッカートニー自身は声張り上げてカンドー的に歌うけど、当人だからいいのさ) ニックには他にもWhat A Wonderful Worldという名カバーもあったな(友人は編集したCDでR.E.M.のIt's The End Of The Worldの後にそいつを入れている、何を狙ってるんだw)。これは結構評判になったI AM SAMのOST。(この映画は狙いすぎててあざとくて苦手)
 
 そうそう、モリッシー(今、何してんだ?)のMoon Riverも、受けますねえ。プロデューサー誰?って訊かれて、スティーブ・リリーホワイト(U2の初期のプロデューサー)と言うと、「え?」と訊き返されるのが楽しい。ああ、なんかとってもロートルな話題(藁)。

IF I WERE A CARPENTER   →I AM SAM
[PR]
警告;完全ネタばれです。

 前回→感想その1(映画ファンとして)
 これで当分のバイオ・ネタは出尽くしました。あ、お客さん、帰らないでっ……。以下本文。

 ううん……バイオハザードにつかって幾星霜、シネコンの駐車場までの道のりをスキップで行った私であった。生きててよかったと意味もなく盛り上がる私であった。
 
 あのジルちゃん、顔がそっくりってわけじゃないんだけど、なんつうか、ゲーマーの心のジル。よくぞあの人を選んでくれました。みんなが夢に思い描いたジルがそこに居る。実際にゲームファンのミラジョヴォが、コスチュームつけた彼女見て踊ったつうのはわかる(しかし、インタビュー見てるとミラ・ジョヴォって予想を遙かに超えて蓮っ葉い娘で、とても好感を持った)。私も座席で踊ったもん。

 私がバイオハザードにはまったのは、まず、ジルが、女の目から見てもかっこいい、全く女に逃げない上にスタンド・アローンなキャラだったからだ。(少なくとも、バイオ、ディノ・シリーズでの女の描き方は、カプコン、うまい) 男の人のことはわからないが、私にとってジルは、同性なだけに(それしか共通項はないのが哀しいけど)、プレイする対象として自己の延長である以上に、同志という気がする。1とLast Escapeとリメイク1を共に闘い、サバイバルした仲、というか(藁)。 その自己の延長にして同志が、大画面で闘っておるというのに、興奮しない方がおかしいわい。おっと、手が無意識にコントローラー探ししちゃうじゃないか。

 ジルちゃんだけでなく、どのカットも、ああこの道はいつか来た道、デ・シャヴュの道。あの路地裏でケルベロスに嚼まれ、あの地下水道(一瞬あったっしょ?)で蜘蛛に毒液かけられ、あの墓場でソンビに脚を掴まれた。ドアの番号入力パネルには血が飛ぶし、そんな一つ一つに、熱く蘇る記憶がある。それになんてったってラクーン市警本部!(彫像が無かったのが今一つ残念だ。後、学校出て来て「サイレントヒル」思い出したりもしたが)
 
 アンブレラ私設部隊だけでなく、ネメシスの登場も弁えてますがな。あの前の病院シーンで私は思ったですよ。ああ、ここで立ち上がったらやだなあ、ネメシスは空から降って来るもんだよ、と。そしたら、ちゃんとそうなるもん。ヘリからコンテナで落とされて来るもん。私は感謝を込めて画面を拝みましたね。マニアへの暖かい配慮に満ちた、いい脚本だと思いました。
 
 ジルちゃんと一緒のおじさんにバリーとかマーティンを思い出したのは、私だけ? 序盤の教会のドアを開けた時、ケルベロスを期待したのは、私だけ?(それがゾンビだったんで、返ってべっくりした) リッカー撃つジルちゃんに、ちゃんと「しぇー」って唸って背中丸めた時に撃たないと無駄撃ちだと叫びそうになったのは、私だけ? 寝ゾンビは頭踏み潰すもんでしょと突っ込んだのは、私だけ? クライマックスつうたらそりゃヘリポートやんと肯いたのは、私だけ?
 
 ここまで幸せにしてもらっておきながら、あえて、バイオ・マニアとしての瑕瑾つうか贅沢つうか言いがかりを言うなら
・ジルちゃんの銃がベレッタじゃない。H&Kでもない。
・それと、ジルちゃん、やっぱいっぺんグレネードランチャー持ってね。
・カルロス、活躍するけど、やっぱゲームの方がハンサムだ。あんなおっさんじゃねえぞ。
ウィテカーを出せ。
ハンターはどうよ。
・ネメシス視点がなあ……ターミネーターになっちまってさあ。
・ヘリが墜っこったのがアークレイ山中なら、ついでだ。あの洋館に行ってくれてもいいだろう。
・アシュフォードと聞いた途端、きっとトンボの羽毟ってくれると待ってたのに。嘘つきだ。
四角レンチと動力室の鍵とバッテリーはどうなった。

 唯一、ちょっと真面目に考えたのは、ミラ・ジョヴォのアリスがTウィルスのキャリアであり、そのことでハイパー化してること(あ、なんか冨野用語)だった。
 だって、私が「殺伐としたリアル・タイム・アクション」が好きなのは、経験値がないからだもの。我が身一つで闘わないといけないからだもの。
 ジルにせよクリスにせよレオンにせよクレアにせよ(以下略)、超人じゃない。訓練は受けてるが人間だ。「私、ほんとは戦いたくない~」とか言い訳しといて「いや~ん☆ドカン」(唐沢)をかます、巨乳童顔少女みたいな超常攻撃は持たず、生身の人間が知恵と勇気と才覚でその場を切り抜けてゆく、そういうゲームが好きなのだ。
(……まあ、じゃ、メタルギア・ソリッドが通常人かと言われると違うし、通常人がタイラントに殴られたら、フツー死ぬわな。それはそれとして、ああ、魔法と超能力の超常攻撃にも醍醐味はある。何より、毎度毎度の必殺技の豪華さで笑かしてくれるし)
 その点、既に計画中であると聞く3作目では、それこそ「プレデターVSターミネータ」になるのではという危惧がある。舞台設定はどうでもいいし、ミラ・ジョヴォは大好きだけど、そうなったら、私にとってのバイオじゃなくなるかもなあと。ま、これは人それぞれだから、いいんだけど。
 
 あ、そいで最後に、映画とゲームに一言お願い。
映画→ミラ・ジョヴォ、次こそ、決め台詞吐いてロケット・ランチャー撃ってね         (「Jackpot!」……は違うゲームだったな)
ゲーム→頼む、まだ間に合うなら、4であのビル駆け下りやらせて
 
[PR]
バイオハザードⅡ~アポカリプス~

すいません、キャストとか監督とか、ストーリーとかはここで見てね(藁)。
公式サイト 『バイオハザードⅡ アポカリプス』

 なんか続いてるな、バイオ・ネタ。たまたま、なんすけど。ネタばれかネタばれでないのか自分で判断できないので(藁)、自己責任でお読みください。
 
 まず、ご予算はそうじゃなくとも、これはとっても正しいB級映画。 お約束の物語進行にキャストの体張ったアクションとテンポのいい脚本、勧善懲悪で最後はカタルシス(次作につなぐための布石もアリ)。最近のCG頼りで墜ちるとこまで墜ちたハリウッド・アクション物の中じゃ、久方ぶりの快作。恐がりさんならなお結構。何かと座席上で飛んだり揺れたり、怖がる醍醐味を満喫できる(ホラーに強い人は平気か……)。んだけど、
 →『バイオハザードII アポカリプス』 超映画評 前田有一

 ……あんまし褒めてない。悔しいけど、当たってるとこもある。前作の方が「映画的に優れていた」って、そうかも。あっちには「?」の羅列から始まり、たたみ掛けるように一気呵成に進むテンポがあったし。あれ一作で、ベッソンの『ジャンヌ・ダルク』の《狐憑き女》、ミラ・ジョヴォを見直したもん。(特にラスト、裸に白衣をまとい、血を流して震えながらも、荒廃した路上に独り立ち、ショットガンを手にカメラを睨みすえる彼女は圧巻だった)
 だからこれ観に行ったんだけど、はい、前田さんの言う通り、最大の敵役、ネメシスの印象が弱い。これが最大の問題。
 ゲーマーとしての意見は次回に回すんであまり言えないけど、ゲームのバイオ2から登場したネメシスは、とんでもなく強かった。あいつが歩いて来るのを見た時は、何で序盤でラスボスが来んの、ひどいわと思ったもんだ。その後も何度も思わぬところから忽然と現れやがって、しかも、殺しても殺しても死にやしねえ(藁)。
 あの執念深さと恐怖が、この映画のネメシスには無い。登場時はかっ飛ばしてるけど、その後、しばらく消えちゃってリターンマッチの反復がない分、迫力に欠ける。だから、お約束とはいえ、クライマックスの「おおっ!」の利きが今一つ。それまでとの対比が甘いから泣かせも弱い。ネメシス、実はいい奴かもってそんなわけがないだろう(藁)。
 それは、今回、ばらばらのキャラがパーティになるまでの過程を描かなくてはならなかったからで、その分、ネメシスの出番が引っ込み、同時にストーリーがややもたついた。いっそのことアンブレラ特殊部隊*1は無しにしてもいいかも。パーティの人数を、どこでどう減らすかが脚本の腕のみせどころなんだけど、S.T.A.R.S.のおっさんに比べ、このアンブレラ部隊の生き残りとキャスターのねえちゃんの処置はあっけなさすぎ。クライマックス前に急いで消したという配慮が見える。
 
 といっても、それもこれも全然たいした問題じゃない(藁)。 それは前田氏に断固反対したいとこでもあるが、B級アクションは主役でもつ。んで、ミラ・ジョヴォがヒロインとしてダメってことは、絶対に無い。それだけは無い。声を大にして言う。
 ミラ・ジョヴォヴィッチ、かっこいいぞー!!!
 全身傷だらけ、服は破れ血を流しながらも一歩も引かずに闘い続ける、強きをくじき、弱きを助けるその姿。ジルちゃんとのシビアな「友情と連帯」もいい(マッチを使ったエピソードは、昔の西部劇みたいでしびれた)。
 なるほど、前作のミラ・ジョヴォには「私は誰?」ってな設定があったし、期待度が低かった分、評価も高かった(これは映画も同じ)。それが今度は単なるスーパーヒロインじゃんってのはあるだろう。でも、これって『エイリアン』『エイリアン2』でしょ? 一作目では窮鼠猫を噛む的に孤独に闘ったリプレーが、二作目は敵が物量作戦に来たもんで開き直って攻めに出た、ああいう感じ。
 少なくとも、女から見て彼女はA-OKだ。巨乳じゃ、正直、戦いにくかろうと思うし(藁)。何より、彼女は闘う女の顔をしていた。今の日本の女優に全くない、気迫に満ちた顔だ。私はもう、彼女については、『ジャンヌ・ダルク』はなかったことにすると決めた、今。
 
 勿論、ジルちゃん(シエンナ・ギロリー)については、あなた、ゲームファンとしちゃ有り難さに拝みましたよ。登場するなり無造作にS&Wぶっ放すし、かっこいいったらありゃしない。(助けられる少女アンジーにしても、泣いてるだけのガキじゃなく、根性座ってる。その辺りも『エイリアン2』か)

 アクションに関しても、いたずらに爆発と死体を増やして盛り上げようとしない態度には好感が持てた(この点も正しくB級)。CGも使ってるが、頼っていない。基本的にミラ・ジョヴォとジルちゃんの体張ったアクションで見せている。勿論、映像効果ってのは使いまくってるけど、前述したように、二人の顔付きがそれをカバーしてあまりある。
 最低最悪勘違い映画『イナフ』のジェニファー・ロペスですっとするくらいなら(結構、そう言う意見、多かったんだもん)、お嬢さんがた、これ観に行ってすっとしてください。そして、女だって冷静に頭と体使って闘えるし、義のため人のため、命張ることもできるんだって、覚えといてください。勿論、アクション・ファンのおにいちゃんも、みんな観られたら観てね。

さらに熱く語る「感想その2(ゲーム・ファンとして)」に続く……
 
*1 そのアンブレラ私設特殊部隊の一人が、FOX chでやってる《タイタス》というブラック・コメディに出てるやつ。主人公の弟のデイブ役なんだけど、そこじゃ見事にお馬鹿(かわいいんだよ)だもんで、私は思わず、「まあ、デイブ君も立派になって」と呟いてしまった。近所のおばさんかい。
[PR]
またもさりげに自己記事参照→バイオハザード4体験版 ざっとの感想

前回の書き忘れなんだけど、買うまで詳細知りたくないひとは、見ないでね。

今回は、お金もらえます。
 つうか、箱壊すとお金入ってます。村人倒すとお金取れたりします。ううむ、バイオにも遂に市場経済が入り込むのか? ちょおっと複雑だけど、お買い物も好きなんだよ、私。
 そんでも、レオン君、あんたも前は警察に奉職してたんだろう。人んちの箱壊して金取ったり、倒した人から金がめていいのか? そりゃ窃盗かつ強盗殺人だろうが。
 ……ま、今までも人んちで銃だの弾だの盗ってたから、いっか(藁)。
[PR]
室井佑月 バカと利口を使い分けて視聴者を引きつける感性

 へええ。そーすか?

 私、この手の「バカと利口を使い分ける」女つうか、人間つうのが、一番、嫌い

 人格が作為的なんだけど、底が浅くて手口みえみえというか。いや、作為的に作るんなら、ちゃんと作れよと思う。本気でバカと思わせてみろよ。この人の場を見ない発言っての、単にばりばりにオヤジ受け狙ってるんだけじゃない。
 オヤジが「面白いこと考えるねえ」とか「君って子はもう」とか苦笑してくれるタイプのギャグ。その場のオヤジを真っ青にするような、アグレッシヴなボケじゃない。要するに、安全圏の「かわいいお馬鹿さん」なわけ。
 
 「かわいいお馬鹿さん」なら、それ貫きゃいいものを、元高橋源一郎夫人ってプライドあるからっすか、つまんねえ小説書いて、実は……って含み要素が欲しいのよ。こーゆーバカと思わせといて、あら、本とか読んでみたら実は、っての、一旦マイナスにしといてプラス値がつくとでかいっていう、評価の底上げ効果狙ってるにすぎないわけでしょ。

 やり口、せこいじゃん。所詮、そういうマイナス→プラスのマジック使わないと、実は評価してもらえない程度の知性だってことでしょ。本当に頭いい奴は、どんなにバカやっててもどっかに滲みでるもんだよ。生憎、知性ってのは垂れ零れるものだから。
 こいつの場合はまちがっても零れ出てるの見たことないから(最近、特ダネまったく見てないからわからんが)、要するに、本質的な知性ってのは多分、ねえんだろうな。つうか、知性つうのに不可欠につきまとう、毒ってのは無いんだろうな。

 ああ、せこい女だ。いえ、要するにね、受けようと思ったら、女はバカやんのが一番手っ取り早いってのが、もーいやなんですわ。もーうんざりなんですわ。知ったかぶり女も鬱陶しいし、小利口な男がバカぶるのもそりゃ鬱陶しいけど、実質バカの女が「バカ」を演じつつ、「実は利口」を演じるって、何でこんな面倒くさいことするんだろう。
 要するに、「本当の仕事」が無いんだね。彼女には、これが私の仕事だ、って言えるものがないからなんだろうね。コメンテーターとかって、結局、そういう人ばっかじゃないすか。
 ああ、くっだらねえ!

追記;そーそー、私が言う「知性」ってのは学歴とか国家資格とか読んだ本の数とか言える漢字熟語と外国語の数とかは関係ありません。「智慧」つうかwisdomつうか「聡明さ」というものです。念のため。
[PR]