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 開店早々(つうか、まだ工事中に等しい)HPへお越しくださったみなさま、
 ありがとうございました。

 とっても、とっても、とっても、とっても、とっても
とぉーってーもー
(はあはあはあ……息が切れている)
嬉しかったよー!!!

 つうことで、ここはまだまだ続けます。あわよくば、こっちは短い瞬発ネタ中心であっちに長めをって野望がと言いつつ、今日の記事もいい加減だらだら長いなっと(藁)。ごめんな、ショートショート書ける程、頭の切れがよくない私。

 あっちは今、せこせこ誤字脱字、一日一記事ペースで直してます。ぶっさいくな工事中乱発も、ぼちぼちと片づけて行く所存でございます。
 あっちの掲示板にみなさんからいただいた「すっげえ嬉しい」コメントにはこりからしこしこレスつけますので、また見に来てくらはい。
(いや、単に一日一回、募金だと思ってクリックしてくれるだけでも……ってさもしいぞ、私)

 亭主敬白(って最初に書くんだっけよ) 

追記;更新記録を兼ねた「日々のわたくし」だけは、今んとこ毎日更新してます。いえ、それだけだけどね(藁)
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現代シネマ倶楽部 女の欲望に火をつけたいときは…

 あ、そう。

 いんにゃ、「how to get」で女をゲットってなネタに今更噛みつくつもりもないけどね、まあ、この類のものは、男女問わず永遠に出回り続けるのは間違いないのよ。みんな、「心は寂しい狩人」だから(マッカラーズだったと思うぞ、違うかも)。
 んでも、このライター、「女をその気にさせるテクニック」なんて言葉を使ってるだけでもう、どうでもいいっちゃいいんだけどさ。大体、文章の出だしからしてボケてやがるもん。
映画で知られる2大スケコマシといえば、エロール・フリンやジョニー・デップの演じたドンフアンと、マルチェロ・マストロヤンニやアラン・ドロンの演じたカサノバ
 今時のおっさん相手だろ、ゲンダイ・ネットって。だったら、こんな古い映画の話ばっか出しても仕方ないじゃん。おっさんがそのためにビデオ屋に行くのか?
 ……行くかもな、シャボン玉まで買って来るんだし(さりげに過去記事)。
 
多くの映画が、女性をその気にさせるためには、相手の好みを知った上でアプローチし、自分を受け入れる心の準備ができるまで根気よく待つことが大切と説いている。
 それができる人をコミュニケーション・スキルのある人って言うんの。それがなかなか身に付かないから、みんな日夜呻吟し、涙をこらえてるの。相手の好みをよく知るには、相手が本当は何を好きなのか子細に観察しなきゃいけないわけでしょ。それには人を見る眼が要るじゃん。こんな文章読んでふむふむと思ってるだけで、既に脱落してるわけよ。そういう人って、まず目の前に居る人さえきちんと見てないのが多いもん。

 そいで、このライターが本当になあんにもわかってないなって真骨頂が、マルコヴィッチを「決してハンサムとは言えない」と書いてるあたり。けど、もてる役演ってるぞ、あのテクを見よ、だとさ。
 馬鹿か。b0016567_14303879.gif
 ジュドローみたいな顔じゃないから、ありゃテクで何とかしてるんだってえ? あのさ、マルコビッチって、癖はあるがハンサムなんだよ。
 つうか、セクシーな男なんだよ。『ある貴婦人の肖像』でニコール・キッドマンが惚れてくれる若い男も居るのに、この禿のおっさんにじとーっと見つめられただけで疼いちゃうでしょうが。
 そりゃ個人的好みはあるだろうさ、世の中には。でも、アメリカあたりの「知的洗練」が売り物の雑誌見てみ、そういう扱いだから。
 そういう評価があるから、『マルコヴィッチの穴』が成立するの。何より、そういう評価があるから『危険な関係』のスケコマシ伯爵の役がふられたの。テクだけの問題じゃないの。テクを支えられるだけの資質があるから、マルコヴィッチにはできるの。女が落とせるの。(ちなみに声フェチの私としては、あの囁き声が曲者)

 そんな資質がお前にあるのか? 男が誰でも持ってるのか? 持ってる人はそういないから、みな自分のパーソナリティにあわせてがんばってるんだよ。んで何、「百年待ってもダメなものはダメ」って落とし。何を最後に言い訳こいてんだよ。まずそりゃ、お前のことだよ、ゲンダイ・ネットのライター。
 まあ、ここのコラム、ネタにはいいけどね、突っ込むの簡単で(藁)。
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17世紀に書かれた英国初のポルノがオークションに

 といいますか、高校の頃、一応、一般教養としてサドとか読んだが、内容はともかく、そのものに関してはそうでもございませんでしたわ。「O嬢の物語」は大学入ってからだが、これもその出し入れの場面より、話の方が面白かったしな(文学少女がはまりやすい話でして)。

「文学史上最も悪名高い出版物のひとつで、300年経った今、ほとんどのポルノ表現は色褪せたものになっている。」
 サザビー(赤いの好きな人が乗ってるやつではない)の社員が言った台詞だけど、またロイター、日本語がおかしいぞ。「~のひとつだが」ってのが正しい訳じゃないの?

 でもま、言ってることはそうだろうな、今と当時とでは感覚違うじゃない。だったら、古典的ポルノって何?と思うわい。古典的だともうポルノとは言えないのかなって。
 大体、昔のだと、比喩が穏健だしさ。壺とか泉とか貝とか、そういうのじゃないの。蜂蜜の壺とか愛の泉とか薔薇の蕾とか。

 まあ今書いてる人も必死に考えてるんだろうけど、所詮、穴と棒のメタファーだし、落ち着くとこはみな同じって気もする。変わってりゃいいってもんじゃないし。私は以前、やおいで「まだみずみずしいアイリスの蕾」という描写に笑い転げたことがある(→何のことでしょう)。
 
 じゃあ、力技勝負、パワー全開出し入れのみ!という男らしいパターンについても、たとえば、『ショーガール』観た時、わたしゃ「腹筋力が決め手か」という感想しか抱けませんでしたからねえ。笑いが取りたかったのか、バンホーベンつう感じ。

 ああ、でもポルノって国民性もあるよな。ほり、「金瓶梅」ってあるじゃないですか、中国の有名な古典的ポルノ。これも訳で読んだけど、やっぱ話の方が面白くて(一級の風俗小説だし、主人公の悪女がかっこいい)。連れの男は、「足の話ばっかりかい! んなもん、どうでもええわい!」って怒ってた。怒らいでもええやんか。でも、何せ、纏足を生み、愛し育んだ中国人ですからねえ、ええ確かに足の描写は多かった(藁)、うんさりするほど。

 でも、浮世絵は来るよな。あれは表情がうまいんだ。

 ……で、私は何を書いてるんだ、一体。
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 とーっくに地球は亡びましたが、ヤマトは還ってまいりました。
(前の記事読んでない人には、皆目検討の付かない台詞だw)
 ゼロからのスタート、思いついて3年、準備1ヶ月実行2ヶ月。友が励ましに贈ってくれたHPBも、その間に三回ヴァージョン・アップ(藁)。でも、「明後日まで」という最後の誓いだけは守ったわ。わたくし、けなげ。日曜日とか今週中という言葉は忘れて。
 このブログ全盛の時代にHPを立ち上げる、志や壮なりというより愚鈍な物好き。

ええと、これをクリックしてください、飛びます。
「SO WHAT? だからどうだっての」
一応、URLはここ→http://www.jttk.zaq.ne.jp/sowhat/
ブックマークしてやろう、リンクしてやろうかというどこまでも果てしなく広い心をお持ちの方、このURLにしてね、うふ♪(ただしね、まだzaqが手続き中なんで、お気に入り一覧にはタイトルで出ません。ごめんなさい~)

 so what?つうのは、勿論、マイルス・デイヴィスのアルバムですが、それ以前に、「だから、何?」ってのは長年の私の不遜な口癖でして。昔馴染みの連れの証言では中三の時にはもうそう口走っていたそうです。嫌なガキだよ、私が親なら隣の市にあるドミニコ派修道院にぶちこんでるね(藁)。
 今んとこ、検索エンジンへの登録が済んでませんので、まだ一種の非公開状態です(藁)。検索かけても出ません(泣く)。一応、このブログのリンクって欄にもリンク貼ってます。登録はもう、工事中のものを一つでも減らしてからまとめてやろうかと(forest-seaさん、情報ありがとう♪)
 そいと、すいません、フレーム未対応のプラウザでは読めません。それ用の分、まだ作ってないっす。IEでは動作チェックしましたが、ネスケは結構がたがたっす(藁)。

 つうことですが、お暇ならとは言わん、中は見んでもいいから、寄ってやって! アクセスカウンター一桁って、あまりに哀しいわよっ! ああ、こっちのコメントで終わらん会話、がんがんあっちの掲示板に持ち込んでください。(藁)。

 私はこれからまた近所の温泉に行きます。疲れと己の至らなさの傷心を癒しに……。

追記;あ、ここのブログでも外部リンクしてる、HPお持ちの3名様、すいません、無許可でリンクさせていただきました。紹介文が気にいらんとおっしゃるならメールでも鍵コメでもご一報ください。即刻、直します。

言い訳と愚痴
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PRINCIPALITY OF ZEON CHAR AZNABLE'S CUSTOMIZE MOBILE SUIT
MS-14S GELGOOG


 465円にしてはいい出来だな、このフィギュア、さすがVOLKSのUltimate。
 
 今回、私は、大気圏突入時に「この人」につっかけられたブライトさん並に手一杯なもんで、ベランダでの野外撮影後、後処理と効果はジオニック社T市東部チーフの同居人に一任した(PIXIA使用)。
 だあって、左舷の弾幕は薄いし、アレのGoogle登録には失敗するしでよ(後にしよ、後に)。ああ、もう、「何やってんの!」

ウィキペディア;ゲルググ
 ア・バオア・クーガトーが乗ってたのか、忘れてたよ。色違うもんなあ。あれも専用機なんだろうけど、ジオンってのはまた、誰にでも気安く専用機やるんだな。
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期間限定スキン替え。ロゴもnikonikomikkiさんの描き下ろし。
(って毎回そうだけどさ。nakataのケーキと引き替えで)
天使だか堕天使だか聖歌隊だか尼さんだかの、
コスプレやらされるのではと恐れていたので、よかったなと。
exciteがクリスマスヴァージョン・スキン出してくれたら、
勿論、そっちに変えます(付和雷同)。
くそー、スキンいじれる人はいいよなあ。

家のツリーは12月入ってからさ。

でも、なんか目疲れない? この色ー。
ごめんねー、場合によっちゃすぐ止めるわ。
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 前に、「私ってどうしてこう地雷踏むかな」と連れに愚痴ったら、そう言われた。
「お前は広い野原でわざわざ地雷を見つけ出し、るるる~♪と自分から踏みに行ってるんだ。『クライングゲーム』のサソリとカエルの話にもあるだろう、それが性だ。諦めろ」
 
 確かに。
 踏んだらダメだぞ、踏んだら最後、踏んだらサヨナラ、ネヴァー・カムバックだぞとどきどきしながら一歩ずつ近づき、一気にホップ・ステップ・ジャーンプ★でどんと踏みしめ、ちゅど~んと吹っ飛ばされてゆくあの快感。……わかっちゃいるけど止められないってかあ♪
 最近、ぬるいとお感じの方がいらっしゃいましたら、それはこの広い野原一杯にあんまり地雷が無いのだとお思いください。

 つうことで(何が)、このブログを初めて何とか三ヶ月たちました。夏休みの日記は31日にまとめて創作し、納期5時間前にならないと仕事しないわたくしが自己に課した、毎日書く、という誓いはなんとか守れたような気がしないでもないでもない……と。

 ええと、そこで、読んでくれてる方、コメント書いてくれる方に感謝をこめて、ここでリコーダーで一曲捧げたいと思います(実は私、リコーダーがまあまあ吹けます。ちゃんと木製の買いました。そりゃテレマンのソナタ演れと言われたら、やれませんがw)

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ごはんも食べたし、 新しい靴下だし
きょうのわたしには きれいな尻尾がある
矢野顕子 「きょうのわたくし」   アルバム『オーエスオーエスより』
 このブログの名前は、この歌からつけました(同じ名前のブログがあるそうです。敵だな)。
 私も尻尾が欲しいなあとよく思います。長毛種の犬みたいなふさふさと長いやつ。退屈したときに振ったり、撫でたり、自分で追いかけたり、毛繕いしたりして遊べるじゃない。ああ、尻尾が欲しい。

追伸;HPアドレスは明日か明後日、公開できると思います。今度こそほんとだよー。
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コリン・ファレルの長すぎるキス?

 あんまり想像したくない、オリバー・ストーンが撮るバイ・セクシュアルな「アレキサンダー」。あのね、わたくし偏見はないけど、好みと好みでないものはあるの。ストーン×コリン・ファレルってだけで、結構どうでもよくなるの。
 コリンは、相手役のジャレッド・レトは「キュート」だけど、「2秒間男とキスするか、20分間ウェイト・トレーニングをするかのどちらかを選べって言われたら、トレーニングのほうを選ぶよ。2秒でも長すぎるぜ」。んでも、同性愛者について偏見はないようで、「世の中には頭が固いやつらが多くて嫌になるぜ」だってさ。

 この「~だぜ」って翻訳、なんかコリン・ファレルの頭の悪さ感強調してるな。ほんで、話全体からは、「俺、ゲイじゃないかんね。その気ないんだかんね」とは言わなきゃいけないし、あ、でも、差別主義者と思われたら困るーってなあがきの雰囲気がひしひしと伝わって来るぜ。

 なんかアメリカのお化けコメディ番組、「隣のサインフェルド」のネタ思い出すなあ。

 主役のジェリー・サインフェルドくん(コメディアンという実生活まんまの役)とお友達がゲイだと新聞に出る。そうじゃないんだけど、みんなそう思いこんで、「えらい」とほめる。んで、二人はきりきり舞いする。「あの記事を読んで勇気が出ました」って言って、カミングアウトして軍隊辞めちゃう人まで出ちゃってさ。
 だから、あっちこっちで「僕らはゲイじゃない!」と懸命に叫び回るんだけど、でもその後大急ぎでもっと必死に、
それが悪いとは言わないけれど!
 と、付け足す。あれが笑えた笑えた。以来、これは当家の慣用句になってしまった。

 その辺の葛藤って、ヘテロにはどうしようもなくあるんだよ。笑ってちゃいけないのかもしんないけど、あるもんは仕方ないんだよな。

 そんで、ついでに思い出したのは、ヒュー・グラント。
 なんかの雑誌の特集で、俳優に「あなたが初めて演じたラヴシーンは?」って聞いて回るのがあって、みんないろんな女優さんの名をあげて、甘酸っぱい失敗談なんて語ってるんだけど、彼だけは、事実と相手の名のみだった。
「映画『モーリス』で、ジェームス・ウィルビーと」

 笑ったあなた、結構、年食ってますね?
 
モーリス
 
 
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また総務省ですか…で「アニメ論」とは。いっちょかみやねぇ。

 yalingさんのアニメに関する記事をネタに、私はゲームの方で。
 ただし、あちらの方が遥かにきちんとした記事で、私のは「子供の悪態」(友だちの評価だが、かなり気に入っている、マジで)で、しかも些か話がずれておりますので、それをご了承ください(藁)。言い訳終了。

 アメリカの有力誌の記者が日本に赴任した。日本の記者と雑談していて、「日本に来て一番先にまず会いたいのは宮本茂だが、どうすれば会えるのか」と訊ねた。
 朝日の記者はそれが誰かも知らなかった。そして、そのアメリカ人の記者は別にゲームファンではなかった。

 日本語版ニューズウィークは年に2回ほど、ゲーム特集を巻頭におく。プレステ2の時も巻頭特集だったし、今度のPSPもかなり大きな記事にするだろう。
 宮本茂やFFチームのロングインタビューや、三上真司(バイオハザード)、板垣伴信(デッド・オア・アライヴ)、水口哲也(Rez)の対談記事も載った。新作ゲームのレビューも定期的にやっているが、宮本、中村(ドラクエ)、小島(メタルギア・ソリッド)、松野(ペイグランド・ストーリー、FFⅩⅡ)、坂口(FF)、三上クラスとなると別格扱いになる。囲み記事でなく丸一頁割いたり、数頁に渡る特集を組んだりする。勿論、スクェア、エニックスの合併問題も大きく取り上げた。

 何でそれだけ扱うのかといえば、それが今もっとも売れているpop cultureであり、巨額の金を稼ぎ出すbig businessだからだ。

 今はどこもとってないので明言できないが、ゲーム産業が一番元気だった頃(今はしんどいからねー)、四大紙でたまあにでもゲームを「批評対象」として取り上げていたのは毎日くらいだった(むしろ、日経の方が、産業として元気だったので取り上げていた)。アニメについても、宮崎と押井(『攻殻』がセルチャートの一位を取って以来だが)以外は、何か馬鹿なオタクが騒ぎを起こさない限り、有名な文化人が玩具にしない限り、基本的にうちのネタではないというスタンスをとり続けている。それが手塚以来のクォリティ・ペーパーの基本姿勢だ。
 スクェアが海外資本に吸収されるという噂が出た時も、自国産業保護を主張した記事はなかった気がする(これは日経がどうだったかは覚えてない、ごめんなさい)。
 週刊文春がやったのは「ゲーム脳」連載で、朝日は「子供は外で遊びましょう、それが生きる力を作ります」ってな反ゲーム(ネット)プロバガンダが社是かと思える。この二誌が三上真司という名を出したのは、神戸児童殺人事件の犯人がやっていたゲームの作者としてだった。
 海外誌で、宮崎駿、北野武と同じ「日本のクリエイター」として名をあげられていた同じ時期にである。

 ポケモンがアメリカのボックス・オフィス・チャートで一位を取った頃、日本の首相が訪米した。コメントを出したか出さなかったか忘れたが、私は、何で彼はオフの時くらい、ポケモンTシャツなりとも着てアメリカのカメラに映らないのだろうと思った。
 瞬間風速でも一時的流行現象でも、日本の映画がエンタティメント大国のボックスオフィス・チャートの首位を取ったのだ。それがどういうことか、文化通を気取るこのおっさんにはわからないのだと思った。

恒例の長い長い長い余談、「わしらは平均」と主張するあるご夫婦の肖像
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「おれおれ」名称変更? 実態変わり警察庁長官提案

 この何たら長官が、執務室で贅沢な椅子揺すりながら側近に言うのが見えるようだ。
「おれおれ詐欺って、どうなの?」
「は! 長官のご丁寧なご指導の下、全国の警察官が日夜努力してはおりますが、なかなかはかばかしい効果上がりませんようで……」
「うーん、あのさー、何だねー、僕が思うにねー、あれ、言い方がよくないんだねー」
「は? どうしてでございましょうか、長官」
「だってねー、みんながみんな『おれおれ』って電話してくるわけじゃないでしょ。なのに、『おれおれ詐欺』って名前ついちゃってさー。あれってインパクトっていうの、なんかそういうのあるじゃないの。だから、みんな、まず相手が『おれおれ』って言うもんだと思いこんでるんだよねー。それで、『おれおれ』って言わないで『わたしわたし』って言われたりするとさー、ころっと騙されちゃうんだねー。そー僕は思うんだよー、僕はさー」
「さすが、長官、鋭いご指摘でございます」
「今日、記者会見あるからねー、僕、言っちゃおうかと思うんだけど、どう? そうそう、それで新しい名称を国民に公募しちゃうっての、どうよ?」
「まことに結構でございます、長官。長官御自らそう警告されることで、犯罪防止に大きな効果がありますかと。またこれで、国民に警察への親しみを増す一助にもなりましょう。長官、ご慧眼でございます」
「そだねー、もう言っちゃうねー」

 長官が言い出したんでないにせよ、日本の刑事捜査を指揮する警察庁の方々が考えた「おれおれ詐欺」対策の智慧ってのが、これかい。『電話演出詐欺』ってインパクトのないネーミングも、結構真面目に考えたんだろうな。なんちゅうか……たいへんだね、みんな。
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