<   2008年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧

『細雪』(映画の心理プロファイル)

 kiyotakiさんが大好きな『細雪』について書いてらして、嬉しいなあと読んでたんですが、そこでふと、あ、やっぱ、非関西人にはわかりにくいとこがあるんかなあとか、思った。

 それは『船場』いうことやねん。
 舞台は主に芦屋でも、『細雪』は、関西いうより、「船場の人ら」の話やねんわ。
 せやから、あの、この映画で役者さんらがしゃべってはんのは、「関西弁」、いうかそう言わはるんは多分、大阪の「浪速弁」いう感じなんやろけど、あれはそうやあれへんねん。勿論、関西弁でもええやんいうたらそうやねんけど、あれはやっぱり「船場言葉」やねん。谷崎さんの奥さんやった松子さんも、船場の人やねんわ。
 あれは、船場言葉で、関西弁でも浪速弁でもない、それは、ネイティヴにはちょっとこだわるとこやねん。

 ツヅク↓ えっろう長うなりまして、なんやほんま申し訳のうて……。

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PS3の目玉「ガンダム無双」がPS2に 旧世代機に移植の「なぜ」(ITMedia News)
ガンダム無双がPS3から飛び出す意味
(橘寛基の『ブログ de Gamersta!』)

 上記のリンク先のようなお家の事情については、もはや皆様ご存じのことかと。んで、私が言いたいのは別なことざんして。ホントはこれ前に書いてたんだけどね。まあ、予定してた金沢とポリスのエントリが、書き上げはしたものの上げにくいサイズと内容になったんで、パスってこっちってことで、一つ。

 この日を待っていた方もおいででしょうが、PS3での発売時点でわたわたしたエントリを上げ、X箱移植版発売その日に売り切れ連続の中を走り回ってゲトし、おこたに入って安倍川餅も作って、わくわくと心躍らせてコントローラ握り、ぶいんんとスイッチ入れた身としては、

 これ、クソゲーでした。

 ツヅク

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 雪無し金沢、なんのために行ったんだ金沢、私としては「マイ・マエストロ泉鏡花を偲ぶ旅ついでに親孝行もできるし金は向こうもちだしラッキー」なツァーのつもりだったが、結果「大親不孝ツァー」となった。その顛末はおってあげるとして、先に画像だけ上げておきます。

 実はあまりいい写真がなくて、言い訳すれば、最近、シーゴラスに下げ渡されたCyber shotのDSC-T20というお手軽デジカメ使ってるんですが(だって軽いのよ)、やっぱ画素数落ちてももはや骨董品でも、リコーGXの方が画面がしまってたよなあと。なんかねえ。画像の大きさの選択枠なさ過ぎってのもねえ。と、やはりこれは言い訳。
 写真はすべて、東茶屋町の「志摩」で撮ったものです。

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市川崑監督が死去

そして巨匠も逝った。(web tonbori堂)
木枯らし吹く日に、市川監督逝く。(映画の心理プロファイル)

 今晩はポリスのレビューを書くつもりだったし、金沢の写真も仕込みもしたかったし、そいと、tonboriさんがせんに書いてらしたロイ・シャイダーのことも書きたかった(kiyotayokiさんも書いてらしたです)。
 でも、さっき、このニュースを聞いて、全部吹っ飛んじった。

 今は何か、まとまったものを書く気力はなくて、そりゃあ覚悟はしていたけれど、覚悟はとーっくにしてたけどね……。

 ただ、私にとって、横溝シリーズの市川崑と呼ばれるのはちょっと忸怩たるものがある。つか、すこぉし、居心地が悪い(藁)。
 ムロン、あれが悪い作品というわけではない(2.14追記:そんで、あのシリーズが嫌いだって意味では決してナイ)。商業的な成功は、クリエイターにとって大切な勲章だものね。
 けれど、なるほど市川は巨匠でありつつプログラム・ピクチャーもこなせるという、本来は当然、今となってはとても稀有な存在であったわけだけれど、横溝作品では、彼の作家性が、スキルとセンスに偏って発揮されていたと思う。前述した通り、プログラム・ピクチャーも結構撮ってる人なのだが、職人として仕事をこなしつつもちゃんとトータルで作家性を立たせているものも多いからだ。

 というわけで、私にとってはやはり、「雪之丞変化」の市川崑であり、「炎上」の市川崑であり、「股旅」の市川崑であり、「東京オリンピック」の市川崑であり、何よりかにより、「木枯し紋次郎」の市川崑(総監修で一部監督)で、「細雪」の市川崑だった。

 市川崑は、日本独特の陰影の美を余すところ無く表現しつつ、その手法は常に斬新でむしろコスモポリタンだった。紋次郎で壮絶にリアルな殺陣を作り上げながら、それをうっとりするほど美しく撮った。悲劇の中に喜劇を、喜劇の中に悲劇を見る、言葉通りの意味でのヒューマン・コメディ、「人間が生きているという喜劇」を撮った。つまり、最高にクラシックで最高にモダンな、エッジがたっていてめちゃくちゃクールで洒脱な監督だった。そして、あらゆることを、物語や人間を、台詞で解説するんじゃなくまず映像で、「画」で語ってみせた。
 画づらが綺麗なだけの監督なぞいくらでもいるが、「画」で満腹にさせる監督なぞそういない。私にとって市川崑とは、そういう監督の一人だった。

 私は、このイカシたじいちゃんと、じいちゃんが作る映画を(出来不出来はあっても)アイしてた。御大黒澤、前に書いた黒木と並んで、洋画一辺倒だった小娘に邦画の凄さを教えてくれた人、リバイバルの邦画を観るため、あちこち足を運ぶようにさせてくれた監督だった。
 だから、今も、仕事をやっててどうにも辛い時など、私はよく「細雪」のDVDを引っ張り出す。そして、淀川長治先生をして「完璧」と言わしめた映画を堪能して至福の時を過ごした後、おもむろにパソコンに向かい直す。そして、巨匠の万分の一でもがんがって仕事しようとか思う。

 ニュースでこの訃報を聞いた時、私はふと、13日未明なら雪が降っていたなと思った。少なくともうちの近所では降っていた。何にせよ、私は、彼がこの世を去るときに雪が降っていたならいいな、雪が降っていてほしいな、と思った。
 御室の桜はまだ咲かず、金閣寺も燃やせないのなら(爆)、彼を送るには、やはり、雪です。

 そいで、私は窓の外を眺める。外は暗くて何も見えない。雪もやんじゃった。
 でも、多分、今の私は、「細雪」のエンディングで、降りしきる雪を見つめていた石坂浩二のような表情をしてるんだと思う。「あれが嫁にゆくんや」と呟いた、あの顔をしていると思う。

 それでも、いっか。
 これでやっと、市川さん、奥さんに会えるんだ。


●wikipedia 市川崑



すいません。↓のエントリのレスは明日つけさせていただきます。ごめんなさい。

 
 
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 ありたけの木を眠らせて山に雪    山川雅舟


 先週末、当地も大雪でございました。調子こいて裏山に散歩に行ったらこのていたらくで、吹雪ですよ、センセ、ブリザートですよ、あなた。
 ここは八甲田山か、このまま遭難して来年の春発見されるかと思いましたわ。特に帰りがさあ、湿った枯葉の上にこんもり新雪で、足を滑らせたらそのまんま渓流にどぼんになりそうで。なんつうとこに住んでるんだ私は、と。(つて、京阪神の普通の住宅地ですよ、普通の。でも、何せT市だし)

 んで、今更何でございますが、賀状エントリにコメントくださって新年のご挨拶いただいた方のうち、レスできなかった方々、も、一月遅れてお返事するのも恥の上塗りでございますので、ここでまとめてお礼をば。
 samugeさん、JULIKAさん、PiuLentoさん、せんだって日記さん、wake1さん、umacoさん、まにゃーなさん、じゃがさん、ホントごめんなさい。コメントはありがたく読ませていただきましたが、またぞろ偏頭痛で寝たり起きたりしておりまして。「ストレスだわ」と言うと、君に何のストレスがあるとシーゴラスにつっこまれました。その通りでございます。それでもなんとか過ごしております。皆さまも、お風邪など召されておられねばよろしいのですが……。
 
 つか、この大雪に「すわ!」と勢い込んで、前々から企画があった「親孝行ツァー」でマミーと共に金沢行って来たんですがね。金沢じゃあ雪なんかかけらもなかったわよ。企画・随行員たるわたくしの「子供の面子」はどうなるのよ。それがさっき帰って来たら、京都じゃ雪がちらついてるじゃないのよ。なんなのよ、これ!
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暗い画像ですが、お分かりでしょうか?
えとー、昨晩の今頃はジャンピング禁止の京セラドームで、ポリス観て踊りまくってたんですわ。それが今、こんな夜道を歩いているの。
今朝、サンダーバード11号に乗って来たの。どうせなら2号がよかったわと思うわたくしは、ロートル。

仕事は済んでねえ上に、老骨に鞭打って踊り狂った翌日に、わざわざ一泊の強行軍で来てるのには、ふかーい家族の事情があるのね。そう、マミーのアテンドだわよ。

つうことで、下のエントリのレスとポリスの話と此処の話は明日帰ってからって事で。

あ、今、シーゴラスから、わたくしが切れてねえかと危惧する電話があったわ。大丈夫よ。一、二度、実の母を浅野川に投げ込みそうになっただけよ。んで、携帯で打つのは面倒だなと。
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お久しぶりです。寝込んでました。下のエントリにコメントくれて方、いまさらですが、レスさぼってすいません。
そして、そうです。ポリスです。なんつか、客の顔ぶれが予想どおりで、いやあなんつうか、脱力。
キング堂さんは、何処?
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