「ほっ」と。キャンペーン
b0016567_14142076.jpg

寺町通 竹苞書楼


で……この数年、私はひきこもっていたわけなので、これも三年前の写真である。そんで、記憶もまた三年前に頼って書いてるので、相当怪しい。そこはご寛恕くださいませ。

 距離という点で言えば、実際、私にとって京都というのは「わざわざ出かける」場所だけれど、実際に意識の上では、「何か見に必死こいて行く場所」ではない。
 どこか、ぶらぶら散歩してくる場所という感じがする。この寺町通りもそういう場所だ。
 
b0016567_0415996.jpg 四条河原町の駅を出て、河原町OPAのあたりで東に曲がって北へ上がる。お寺に挟まれた狭い通りを進む。ここが裏寺町通りで、ここもかなり雰囲気がある。
 スクーターに乗ったお坊さんはけっこうなスピードで行き交い、乳母車を押す若いお嫁さんが、おばあちゃんを連れてお参りに来ている。実相寺がロケしてそうな通りで、寺の低い屋根や建物の間からちらちら京極通りのけばけばしい看板が見えたりするのもまた、京都らしくてよろしい。

 そこから三条通りに出て、寺町通りに入る。アーケードの続くこのあたりは寺町専門店会商店街
 私がうろうろしてた頃は、GWのまっただ中でも観光客はほとんど来ない通りで、京都の人のフツーの買い物の場所、という感じだった。しかも、aliveな商店街だった。

ツヅク

話は続く。下手の横好き写真もありマス。
[PR]
b0016567_1638281.jpg

 今や放置している別館に上げようと思ってストックしてあったんだけど、もうだしちゃう。いや……何せこれ、先代のリコーくんの時代だから、今見ると相当甘いw。そこいらの携帯にでも負けている。でも、いいの、カメラじゃないの、腕でもないの、心意気なの。

 これは三年前、友人んちがある伏見に遊びに行ったときに撮ったモノ。
伏見界隈ってのは、伏見稲荷で有名だが、京都よりちょっと田舎臭くて、でも、生活の匂いはずどんと濃い、いい雰囲気の街である。そう言えば、坂口安吾が戦時中に逼塞していたのは、この伏見にある下宿だったな。
 行ってしばらくはこっちの方に引っ越そうかと随分考えて(ここか大阪の谷町あたりを目論んでいた)物件探したりもしたけど、そうこうするうちにリーマンショックが(爆)。
 上の写真は宇治川(だよな)べりから、道路を見上げたとこ。川沿いに柳の木が並んでて綺麗に石畳が舗装されてて、いい散歩道だった。下のはそこから観光用の十石舟に乗って、橋潜ったときのです。
b0016567_1641588.jpg


 ツヅク

下手の横好き写真はまだある。
[PR]
 離れの island in the sun 更新のお知らせです。

●old town : 都の桜#1~4(11中10個が初出)
去年にぶちこんどいて非公開にしといた「日本一付加価値の高い」京都の桜の画像群。今出さないとまた1年待つ羽目になることに気づいて(爆)。
*すいません。newが一杯で、categoryのold townから行くしかないかも。

●read me : lightbox設定終了と。
いれました、はい。ああjugemは便利だな。

●cotegoryにindex追加。
 今んとこ、old townとjourneyだけですが。
[PR]

b0016567_21414831.jpg

 タイトルは伊関葉子氏の俳句です。

 桜ってのは、思い出すときが一番綺麗なんじゃないか。
 瞼裏にぱあっと、あの乳白色に一滴色を落としたような花の群れが、果てしなく広がっていくときというのが、一番綺麗なんじゃあないかしらん。
 
 なんか、そういう気分の詩がなかったっけと思い、本をひっかき回し(そうしてると、頭の中で忽然と「あはれ花びら流れ をみなごに花びら流れ」がリピート再生し続けて、邪魔だったら。だーかーらーそれは犀星、金沢じゃ土産物屋の包みにまで印刷されとったわ)、発見はしたものの、なんだよ、またしても中也かよという(爆)。
あれはとほいい處にあるのだけれど
おれはここで待ってゐなくてはならない
        中原中也 「言葉なき歌」
 いや、別にここで中也が言ってるのは桜じゃないけどね。そういう「とほいい」という感じ。
 桜はその花の中で見ていたって、やっぱりどこか「とほいい」もんな。中也が待ってた「詩」とか「言葉」とか「美」とかみたく、どこまでも遠く移ろうもので、つかまえられないものなんだろうなあ。
 こないだも、オテムバさんと「花は独りで見るもんだ」とか話してたんだよね。それも「とほいい」からだな。二人で見たってみんなで見たって、ホントに見てる時は「独り」なんだ。

 んで、写真は去年のもの。今年はどうやら、家の近所で見てすませそうです。結局、マミーとの約束はお流れになったし。
 しかし、去年は気合いいれた。京都まで行った。そう、日本で一番歴史的文学的に付加価値背負った桜を見に(爆)。その後で一週間寝たきりだったが、確かに、その甲斐はあったなと。何せ空は晴れてるわ、タクシーの運転手さんからレストランのマスターから通りすがりのおばちゃんにまで、「いい日にお越しになりましたねえ」と言われるほどの満開。平日だってのに朝から満員の阪急電車に乗ってよかったよと。

 写真はかの哲学の道をちょっと入ったとこにある神社、名前忘れた(藁)とこで撮ったんだけど、ここが一番よかったな、人が少なくて。


花見の友(出遅れた分、個人的に祭り。観るのは独りでもお花は多い方がいいじゃん)
こんなんばっかり(下衆牢愚)
貴様と俺とはJAXAの桜 (せんだって日記)
おだてブタ(Untitled-Blog)
(web-tonbori堂)


私のお気に入り桜ショット&お花見スポット♪
[PR]
別館写真室island in the sun――i of today annexに画像4枚UPしました。

alive に2枚(近所の自活する猫#1、昼寝する犬)  
rust and decayに2枚(京都から消えた家、三階の窓

TOP MENUの new か category からでも飛べます。
[PR]
b0016567_1410046.jpg

クリックすると800*600で開きます。(画像には加工日付が入ってますが、撮ったのは去年の夏)

青蓮院
 例の熱のある身で出かけたときですよ。その庭の奥にある茶室前。

 夏の朝、あの庭をたった一人で眺められたってのは途方もない贅沢だった。
 だって、だーれも居なかったんだもん。
 私は座敷にべたんと座って、nanoでグールドの弾くパルティータやらスカルラッティやら聴きつつ、エヴィアン飲んで、小一時間もぼーっと青い庭だけ見ていた。そんとき、あの翡翠色の空間すべてが、私だけのものだった。あれはちょっと忘れられない。
b0016567_14113337.jpg

 ま、そいでこの写真はつまんないつうか、狙ったけれども外してるってので(爆)。

 ただね、実際、院内を歩いてる間は、そんな「静寂」でもなーんでもなくて、ほんと、
熊蝉の青蓮院を通り抜け       秋山百合子
 ってな感じでしたね(藁)。京都の夏ってのは、あの暑さといい湿気といい、緑の猛々しい勢いといい、眩暈がしそうに暴力的だもんなあ。だからこそ、蜃気楼のように見えて来る何か、というのが確実にあるんですがね。
[PR]

 お久しぶりでございます。仕事もやっておりましたが、同時に今頃、中古で買った「デビル・メイ・クライ3 スペシャルエディション」にはまっておりましたわたくしでございます。カプコンのリアル・タイム・アクションって概して難易度高いけど、これはまあ、そん中でもきつい。Normalで他のゲームのHardだよ。鬼か、あの会社は。
 んで、ただいま、粛々とダンテ・マスト・ダイなる激烈モードを侵攻中、撃沈しちゃあRest in peace(安らかに眠れ)画面を拝まされてるわけですが、んで、エントリはゲームとは何の関係もなく、遥か前に書いた京都篇の続き(爆)。 
 いや、umacoさんがさくさく上げてらっしゃるの見て、いいなあと思ってさ(コレとか)。

b0016567_1335982.jpg

河井寛次郎記念館 *クリックするとちと大きな画像(800*600)で開きます。
 陶芸家河井寛次郎の住居兼アトリエをそのまま残した記念館で、ここは二階の書斎だったかな。(画像の日付はホトペ加工日付、撮ったのは今年の一月末に行ったときね)。

 五条坂の方にあるんだけど、京都国立博物館からてくてく散歩がてら歩いてって、きっちり道に迷い、通りすがりの老紳士に訊いた。コンビニ帰りらしく、ビニール袋下げてらしたけど、毛玉の出たカシミアのセーターという、年季が入って品のいい方だった。
 んだが、「決断力のある方向音痴」たるわたくしは、明るく教えられた曲がり角をミスった。すると、先の老紳士が慌てて追っかけて来て(心配してこっそり後ろから見てらしたようだ)ため息をつかれ、「そうどすなあ。よそから来やはったお人は、なかなかよう見つけはらしませんし。ついておいない」
 かくしてすぐ近くまでアテンドしてくれた。いいシトであった。

 白状すれば河井さんの陶芸作品はそんなに好みじゃないんだ。もし仮に上げるって言われてもどうしようかなってとこで(爆)。でも、家使ってるって聞いて前から行きたかったのよ。民家マニアとしちゃ。んで、感想は、

「この家に住みたい!」

 と、しばし地団駄を踏んだ。オトナとしての強い自制心がなければ、床に転がってじたばただだをこねていたところだ。(シーゴラス曰く、「オトナはそんなことしようとさえ思わない」)
 古い民家のレトロモダン展開たあ、私の弱いミーハーな脇腹を抉り込むぜ。例の「新建築」に載るような、作り手の美意識が暴走して「どうやって住むんじゃここに」と手鼻かんだる的おたれさは微塵もなく、「ビフォア&アフター」的ぬるいクリエイター気取りも無く、住んでる人が創り上げた美的空間ってんですか。お見事の一言。
 きっちり生活の匂いがしつつも品があり、隅から隅までぴんと張りつつもなおかつ寛げる佇まい。相当、高難度な家です、私にとっては。これも、住んでた人が「達人」だったからよねえ。まあさ、さりげに置いてるもんもアフタヌーンティやダブルディで買えるもんじゃないしねえ(爆)。ああ、金が欲しい。あんな家が欲しい(涙)。

 ここは記帳さえすれば、幾らでも写真撮ってよくて、平日で人が居ないのをいいことに、あちこちで、床に這い蹲らんばかりにして「小津風のローアングル」やってた(爆)。一眼レフでもないお手頃価格のデジカメ持って床を這うおばちゃん、傍目にはバカよ、バカ。
(ところで、製作アトリエの方には、「ご自由におとりください」と画廊のカタログがおいてあり、私は小磯良平の小説挿絵展のカタログをせしめた)

amazon
河合寛次郎の宇宙(この家の写真も載ってます)

京都関連過去ログ
京都はあざとくて下品でエネルギッシュだ。だから、今なお、LIVEな街だ。
東山からこんにちわ うちから往復1000円で行ける世界遺産
青蓮院どす。
[PR]
b0016567_23543212.jpg
クリックすると少しは大きくなります。

このエントリは去年の初夏、38度の熱を押して行ったときに書いて上げそびれた分を、リライトしました。この際、京都について不定期に書いてみようかなあと思い、#1つうことに。なお、写真も、今回のと前のをごっちゃに出してます

 阪神圏住民にとって京都という場所は、産着にくるまれての宮参りに始まり花見だ紅葉だ雪見だという家族の行楽&遠足で、普通、小学校を出るまでには既に一渡り(宇治・嵯峨野・嵐山まで含む)行き尽くしている土地だ。
 そいで十分飽きた結、次に思春期が真っ盛りになる頃から、今度は文学的・歴史的浪漫イメージによるルネサンス現象が起こる。んでもって、雅やら歴史やら日本やらを探しに行ったり、あるいはそれを名目に男とどうこうを目論んだり……と、古都で青春浪漫したりしたわけだ。
 そんな風に人生の初期の暇な時期に行きまくった土地だもんで、とても「今更」感がある。

 まあ、これで私が暇持て余して小銭がある専業主婦なら、「今ひとたびの京都、亭主の金で贅沢するの」ツァーにはまったりするんだろうけどさ。生憎と、そこまで暇でもなく金もナイしさ。
 だから、同じ近場の世界遺産でも、行くんなら奈良なんだ。だって、あっちには「古寂た」「神寂た」風情ってのが佃煮にしたいくらいあるし、何より、京都ほどには人が居らんし、住民の方にはまことに申し訳ないが、車でも行きやすい(爆)。

 んでもって、何年も何年も行かなかった。それが去年から、何度か行った。
 そいでいろいろと考えたことを書いたんだけど、もしかすっと悪口に思われるかもしんない。だから、最初に断っておくけど、地元の人、京都ラバーの方、お気に障ったらゴメン。
 でも、「応仁の乱以来の住人」ヨーコは深く肯いてくれたよ。

 ↓これから本文、異様に長い(爆)。

More
[PR]
 世間様ではvistaが出たとか、洒落にならないどころかお前社会人として恥ずかしかね? という発言をなさった閣僚などで話題でございますが、私はといえば、またしても、京都に居ります。

 今回はノート担いで来ました。なんでたった一泊に担いで来たかと言えば、ほんとは二、三日居座るつもりだったから、仕事もするかなあとか、出先でならゆっくりネット回る暇もあるかと思って。それが結局、シーゴラスも来ることになっちって、一泊になっちって、何のことやら。

 つうことで、前回は夜の堀川三条うろついて、翌日は二条城と金閣寺、南禅寺行きましたが、今日は来たのが遅かったので、四条河原町~京阪三条界隈をぶらついたくらいなんだよな。先斗町から祇園の花見小路と回り、またしても三条のスタバでラテ飲んで、ホテルに戻って来た。黄昏時の花街ってのは町屋にほんのりネオンが点ってステキですた。夜の建仁寺境内は怖かったし。
 まあ、どこの割烹もおばんさいの店とやらもお品書きの値段見てると、まさに京都スタンダードな暴利。「なにを言うたて京都どすえ、世界遺産どすえ。桓武天皇はんの昔から、お上りさんの田吾作の生き血啜っておまんまいただいてきた街どすえ。せやし、あんたらは、ありがたがってお払いやしたらよろし」ってなスピリッツに充ち満ちてて、その侘び寂の域にまで達した高飛車さには千年の重みさえあり、目眩がしそうですが。(だから、わたくしは、人のおごりor地元民ご推奨でない限り、京都で和食は食べないと決めている)
 んで、わしらは、川沿いのレトロな中華料理屋で飯食いました、まあ確かに京都価格ではありましたが、まだ適正。ロケーションと量は◎だったしな。

b0016567_2343260.jpg これはシーゴラスが携帯で取ったやつね。いえ、高瀬川の野良猫。三匹くらいが、でんと居座っていた。夜間なんで写りが無茶悪くてごめんな。というのも、デジカメとノートまで持って来て、ノートにデジカメのソフトもホトペくらい入れとけよ、わたくし(爆)。
 明日、シーゴラスはホテルのバイキングの朝食食ったその足で会社に行きます(爆)。あたしゃその後、一人で知恩院から大好きな青蓮院に寄って、ついでにお家騒動で有名な帆布店二軒回って三十三間堂に行って帰ります。結局、行き慣れたとこにしか行かないという。

 しかし、ホテルの部屋ってのは乾くな。加湿器入れてもらったってのに、これこそ焼け石に水。

追記:ホテルの部屋に帰ってドリップフィルター式のコーヒー飲もうとしたら、1個365円だった……。某温泉旅館ではサービスだったのにぃ。まあ、こういうとこだから当たり前なのだが、うちにお歳暮の余りで腐る程あるのに、持って来なかったのはわたくしの不明。とか思いつつ、三条のローソンで買って持ち込んだボルヴィックを飲んでるの。
[PR]